あいみつ(相見積もり)
「あいみつ」。人によっては聞いたことすらない言葉かもしれませんね。ビジネスにおいて用いる「相見積もり」という言葉を略したものになります。
知らない方からしたら「あいみつよろしく!」と言われたら似た響きの食べ物を買ってきてしまいそうなこの言葉、今回はそんな「あいみつ」という言葉について、深く掘り下げていきたいと思います。
あいみつの意味とは
「あいみつ」とは、「あいみつ」とは、「相見積もり」という言葉を略したものになります。複数の業者や企業に対して、製品の見積もりを出してもらうことを意味した言葉で、この「相見積もり」というを業務会話において頻繁に用いる場面などにおいて、簡潔で使いやすくするため、自然とこのような形に変化して広まっていった言葉であると考えられます。
あいみつの由来
この「あいみつ」という言葉は「相見積もり」という言葉の略称である訳ですが、この相見積もりという言葉の明確な語源は不明です。ただ、この言葉は一般的に会社間での取り引きの際に用いる言葉であるため、会社そのものの歴史を遡ってみますと株式会社というものが生まれたのは16世紀から17世紀、ヨーロッパの大航海の時代になるため、もしかしたらこの「あいみつ」の元となっている「相見積もり」という言葉は16世紀以前から用いられていた言葉なのかもしれません。
あいみつの文章・例文
例文1.あいみつお願いします!
例文2.あいみつを取っておいてください。
例文3.納期の短期化を狙い、あいみつをすることにした。
例文4.来週までに頼んだあいみつをお願いしますね。
例文5.しまった。あんみつを食べていたらあいみつすることを忘れてしまっていた。
あんみつじゃないですよ。あいみつです。
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あいみつの会話例
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佐藤さん!株式会社ど根性と、株式会社砂嵐へのあいみつお願いします!
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かしこまりました!
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あとお客様にコーヒーもお願いします!
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りょうかいです!
忙しいオフィスフロアなどを思い浮かべてみると、あいみつという言葉が使われているイメージは浮かびやすくなるかもしれませんね。
あいみつの類義語
あいみつの類義語としては、「見比べる(みくらべる)」や「比較検討(ひかくけんとう)」などの言葉が挙げられます。
あいみつまとめ
この「あいみつ」という言葉は、この言葉を知らない人からしたら「あい」という言葉と「みつ」という言葉で成り立っているため、様々な受け取られ方をされそうですよね。
ただ、この様に仕事上で簡略化される言葉というのは「より仕事を効率化するために用いられる」ようになるという点を踏まえ、さらに「仕事の効率化」という点を社会貢献、さらに世のため人のためという風に拡大解釈していってみると、あいみつの様な短縮言葉というのは結局のところ人の「あい」が自然と生み出しているものなのかもしれませんね。