いつも月夜に米の飯(いつもつきよにこめのめし)
「いつも月夜に米の飯」とは、「月夜と米の飯さえあれば、人は幸せでいられる」という言葉を表しています。昔は、電気もなく、月の光は貴重な存在であり、米はめったに食べることのできない贅沢なものであったため、これらにありがたみを込めたことわざとなっています。また、何不自由ない生活を送ることなどの意味もあります。
この記事の目次
いつも月夜に米の飯の意味とは
「いつも月夜に米の飯」の意味は、以下の通りです。
(1)ストレスの無い気楽な生活。
(2)不自由ない満足な生活。
(3)日々の他愛のない時間。
このことわざは、人々の「理想」も意味しており、「現実の厳しさ」を表す言葉でもあります。
いつも月夜に米の飯の由来
江戸時代は電気が無く、月の明かりがなければ夜は真っ暗な状態であったため、月の光は非常に貴重なものでした。
また、米もたまにしか食べることのできないものだったので、こちらも貴重なものでした。
両方とも毎日続けば、極楽も同然とされていたので、人々にとっては「理想」とされています。
いつも月夜に米の飯の文章・例文
例文1.私はいつも月夜に米の飯があれば、こんな幸せなことはない。
例文2.いつも月夜に米の飯は当たり前と思ったら大間違で、幸せは当たり前ではない。
例文3.隣の家族はいつも月夜に米の飯のような生活を送っている。
例文4.父は働いてばかりで、いつも月夜に米の飯を知らない。
例文5.いつも月夜に米の飯のありがたみをしみじみと感じる。
「いつも月夜に米の飯」を使った例文となります。
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いつも月夜に米の飯の会話例
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先月の台風で電気が使えなくて毎日不便だよ。買い物も行けてないからご飯もあんまり食べられてないし・・・。
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こういう状況だと、今までの当たり前の暮らしが本当に天国だったんだね。
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そうだね。いつも月夜に米の飯のありがたみってこういうときに使われるんだね。
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台風が過ぎたら、毎日に感謝しよう。
「いつも月夜に米の飯」を使った会話例となります。
いつも月夜に米の飯の類義語
「いつも月夜に米の飯」と関連する言葉には「いつも九月に常月夜」「負わず借らずに子三人」「足らず余らず子三人」などがあります。
いつも月夜に米の飯まとめ
皆さんも、電気やお米は当たり前と思っているのではないでしょうか?日々感謝を込めて生活していきたいと思うことわざですね。