「いわし雲」の使い方や意味、例文や類義語を徹底解説!

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いわし雲(いわしぐも)

「いわし雲」はきっと、初めて聞いた人も多い言葉ではないですか? 答えは呆気ないもので、斑点がある様に見えたり、いわしの群れに見える雲を指しています。一説では、この様な雲が見えると、いわし漁が大漁になると言い伝えられ、そこから「いわし雲」と呼ばれるようになったそうです。では、「いわし雲」についての解説となります。

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いわし雲の意味とは

「いわし雲」の意味は以下の通りとなります。
 (1)温帯地方の秋に多い高さ5キロ〜13キロに現れる”上層雲”の一つで、正式名称「巻積雲」。
 (2)青空に小さな斑点や波紋を特長とする雲で、別名「うろこ雲」や「さば雲」。
 (3)見方によってはイワシの群れに見える雲の形で、秋に見える事が多くこの時期はイワシ漁の時季から「いわし雲」と呼ばれる。また、サバの形や鱗にも見えるので「さば雲」や「うろこ雲」とも呼ばれる。この雲が見えると、イワシが大漁になるという言い伝えもある。

秋の空に出現する雲の中に、イワシの群れやサバの背の形、或いはうろこに見えるものがある。これらをそれぞれ「いわし雲」や「さば雲」や「うろこ雲」と呼ぶが、基本的にはどれも同じで見え方の違いにしか過ぎない。人によってや、その時の形次第で変化するので、厳密な違いは存在しない。正式名称は「巻積雲」で、高度5キロ〜13キロの上層に発生し、秋を代表する雲であり最も美しい姿をしていると定評されている。

いわし雲の由来

「いわし雲」の由来は、イワシの群れに似ているからというのが通説だが、正式に誰が命名しいつ頃から呼ばれるようになったかは、定かではない。しかし、文献としては、江戸時代中期の俳諧集「薦獅子集」(1693年)に「鰯雲鯛も蚫も籠りけり」という一文が残されているので、遙か昔から使われていたと推測できる。

いわし雲の文章・例文

例文1.いわし雲を発見すると、秋なんだと実感できる。
例文2.子供の頃は、弟と雲を眺めながら名前を付ける遊びを夢中でしていた。そこに、いわし雲があったとは大人になって気が付いた。
例文3.いわし雲を発見すると、イワシが大漁になるというのは、多分迷信だろう。
例文4.いわし雲にさば雲。どちらの魚も秋が旬であり、だから昔の人は名付けたのだろう。
例文5.雲を泳ぐと表現するので、いわし雲と海を泳ぐ魚を名付けたセンスは抜群ではないか。

「いわし雲」の説明、幼少期の思い出などを取り入れた文章や例文になります。

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いわし雲の会話例

  • いわし雲って知っていますか?

  • いわしの群れに見える雲の事でしょう!

  • でも、雲なんて風の流れや場所、太陽の反射によって見え方が変わりますよね?

  • あー何にも分かっていないのね。あなたには夢やセンスに情や風流もない。雲がいわしの群れに見えるって、素敵に感じないの!

「いわし雲」を否定した男性に対し、強く苦言をする女性の会話です。

いわし雲の類義語

「いわし雲」の類義語には、「ひつじ雲」「うろこ雲」などの言葉が挙げられます。

いわし雲まとめ

「いわし雲」は秋の空に見える風物詩の一つで、イワシの大群のように見える雲の形です。正式名称は「巻積雲」で、別名は「さば雲」や「うろこ雲」です。いわしの群れにも見えるが、人によってはさばの背や鱗にも見える事から、多様な名前が付けられています。

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