おっとり刀(おっとりがたな)

おっとり刀は誤解して使っている人が多い言葉です。おっとりという平仮名を使うため誤解する人が多いためです。刀というくらいですから侍がこの言葉には関係してそうですね。ではどの様な使い方なのでしょう、見ていきましょう。

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おっとり刀の意味とは

おっとり刀とは、侍が刀を腰につける暇もなく突然何かが起こり刀を手に持っていることを意味しています。つまり急いで何かに向かう様なことに使います。おっとりとは「押っ取る」からきており、刀をとることを意味します。「押っ」の部分は勢いを表すときに使われるものです。平仮名で「おっとる」と書くと「おっとり」が連想されるため、ゆっくりという意味合いでこの言葉を使う人がいますが実は全くの逆の意味になります。

おっとり刀の由来

元々は「押っ取り刀」と書きます。平仮名になって意味を勘違いする人が増えたと言えるでしょう。

おっとり刀の文章・例文

例文1.急に電話で呼び出されたのでおっとり刀で友達の喧嘩を止めに行く。
例文2.誤解されがちだがおっとり刀は急いでいる様子を表す言葉である。
例文3.もともと押っ取り刀がおっとり刀の語源である。
例文4.救急隊員がおっとり刀で家事の現場に向かう。
例文5.地震が起きたのでおっとり刀で外へと逃げる。
おっとり刀は突然の出来事に急いで対応しているときに使うことが多いということが分かりますね。

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おっとり刀の会話例

  • 質問者アイコン

    この前の大きな地震そっちは大丈夫だった?凄い揺れだったけど。

  • 回答者アイコン

    こっちは大丈夫だったよ!そっちは大丈夫だったの?

  • 質問者アイコン

    それがこっちは凄く揺れが酷くておっとり刀で避難所に逃げたんだよ。津波も怖かったからね。

  • 回答者アイコン

    そうだったのかそれは大変だったね、でも無事で何よりだね。

災害などの突然の出来事でもこの言葉は使うことができるんですね、最近は台風や地震、ウイルスなどで被害が多く出ているので心配なことが多いですね。

おっとり刀の類義語

おっとり刀の関連語には、「大慌て」「突然」「急いで」「バタバタ」などがあります。

おっとり刀まとめ

おっとり刀という言葉にはゆっくりという意味合いはなくむしろ突然のことに急いでいる様子を表している、そのためゆっくりという表現は間違いであり直さなければいけません。

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