「お祈りメール」の使い方や意味、例文や類義語を徹底解説!

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お祈りメール

これから就活をおこなう方にとって、いわゆる業界特有の専門用語はインプットしておきたいもの。「お祈りメール」もそんな就活生の間で用いられる、ユニークな言葉です。お祈りメールとは一体どのような言葉なのか、一緒に言葉の冒険に繰り出してみましょう。

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お祈りメールの意味とは

お祈りメールとは就職活動をおこなっている企業から、不採用の通知をもらうこと。採用を見送る旨を伝えるときに「これからのご活躍をお祈りしております」など「お祈り」で語尾が結ばれていることから、この名前が付けられました。不採用となった理由を明確にあげず、一方的にお祈りする企業側の事務的・形式的な姿勢に、疑問を投げかける声も増えています。

お祈りメールの由来

お祈りメールが就活生の間でよく使われるようになったのは、2015年度前後。就活にまつわる流行語を集めた某企業のランキングでは、栄えある第2位に「お祈りメール」がランクインしています。就活の作業を効率化させるために、企業側がいわゆるテンプレートに則った堅苦しいメールや書面を使うようになったのもこの頃のこと。インターネットの普及によって、以前はスルーしていた不採用通知を気軽に送れるようになったことも「お祈りメール」が増えた一因として挙げられています。

お祈りメールの文章・例文

例文1.今日は3社からお祈りメール、落ち込むわ
例文2.お祈りメールを送るくらいなら、不採用の理由が知りたいよ
例文3.弊社ではいわゆるお祈りメールは送付しておりません
例文4.第一希望の会社から、ついにお祈りメールが届いた。ショックでいたたまれない
例文5.お祈りメールが多量にきても落ち込まないこと。気持ちを大きく持っていこうね
就活生に不採用を告げることは、本来企業にとっても心苦しいもの。よかれと思って使われた「今後のご活躍を、お祈り申し上げます」も就活生にとってはあまり好ましくないこともあります。正しいビジネスマナーも、使い方しだいで相手の心を傷つけてしまうこともあるようです。

お祈りメールの類義語

お祈りメールと同じような就活ワードとして「サイレント」があります。サイレントとはその名のとおり、企業側から合否の連絡がまったくない無音の状態のこと、いわゆる不採用通知のことを暗に示しています。

お祈りメールまとめ

お祈りメールとは「お祈りされる」ことから、暗に不採用通知を意味するものです。学生時代のビッグイベントでもある就活。大人目線の社交辞令なやり取りに、イライラを感じることもあります。合格・不合格に一喜一憂されやすいナイーブな時期こそ、少しの言葉に右往左往されない強いココロをもつこと。お祈りメールを打破しようと思う強い野望が、明日のしあわせを運んできてくれます。

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