「きな臭い」の使い方や意味、例文や類義語を徹底解説!

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きな臭い(きなくさい)

何かしらの物事に対して、なんとなく怪しいなーと感じた時に用いられる言葉として有名ですよね。
「あーこれはなんだか臭うぞ」と、何か違感やおかしな印象を抱いた時の感覚を「臭い」という形で表した言葉になります。
今回はそんな「きな臭い」という言葉について、深く掘り下げていきたいと思います。

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きな臭いの意味とは

「きな臭い」とは、一つは布や、綿、紙といった可燃性のものに火がついた時の焦げ臭さを表し、また「火薬のにおいがする」といった意味から引用される形で、何か物々しい出来事。事件や戦争といったものが起こりそうだという意味を二つ目に持ち、三番目に特に理由はないけれど、どことなく怪しさや胡散臭さを感じるといった意味で用いられる言葉となっています。

きな臭いの由来

「きな臭い」というこの言葉。一説では元々この言葉は布や紙が焦げた時の臭いがするような場面で使われていた言葉で、「きな」はそのまま衣類や布を表す「きぬ」が語源となり、「きぬくさい」が大本の発音であるとされています。
また、別の説としてストリキニーネという毒薬であるものの原材料が「キナ」という名前であるため、それが由来となって「きな臭い」という言葉は「危険な臭い」といったような意味を持ったともされています。

きな臭いの文章・例文

例文1.きな臭い伏線を見つけてしまった。
例文2.なんともきな臭い事件に遭遇してしまった。
例文3.きな臭い。あの二人はどういう関係なんだろうか?
例文4.よくわからない宗教に勧誘された。きな臭い。
例文5.なんかあそこできな臭い煙が立ち上っているな。

きな臭いと感じても、実際何事もなければいいものですよね。

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きな臭いの会話例

  • あっ!あれ芸能人の大和健と八百万麻衣美じゃないですか?!

  • 本当ですね!なんであの二人が。

  • 実にきな臭いですねー。

  • これは私達だけの秘密にしておきましょう!

きな臭いは一般的にネガティブな場面で用いられることが多い言葉です。

きな臭いの類義語

きな臭いの類義語としては、「胡散臭い(うさんくさい)」や「疑わしい(うたがわしい)」などの言葉が挙げられます。

きな臭いまとめ

最近は特に物騒な事件が多いせいで不安な気持ちが強くなり、それによって色々なものに対して信じる気持ちも薄れ、アクションを起こすこと自体が億劫になってしまうほどの方もいらっしゃるかもしれませんね。
ただ、いくらきな臭いと感じたとしても、飛び込んでみたら全くそんなことはなかったということもよくある話です。
一番怖いのはきな臭いものを感じていつまでも足踏みを繰り返してしまうこと。たとえどれだけそのきな臭さが本当だったとしても、行動を起こさなければ人生というものは変えていけないものですよね。

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