しんどみ
みなさんは「しんどみが深い」という言葉を知っているでしょうか。JD語とも言われていますが、主にSNSで使われる若者言葉で「やばみ」や「わかりみ」「つらみ」などの「○○み」というものが流行っています。今回はその中で「しんどみ」を深く掘り下げていきたいと思います。
しんどみの意味
そのまま「しんどい」という意味。「しんどい」に「み」をつけて名詞化している。
よく使われる「しんどみが深い」は、「とてもしんどい」という意味になります。最近ではつらいという言葉が若者の間で喜びの表現として使われることもあるので、「しんどみが深い」という言葉が必ずしも悲しい意味を持っているとは限りません。
しんどいの由来
「しんどい」より「しんどみ」の方が使っていてしっくりくる、とか「楽しい感じになる」と使い始め流行りました。また、客観的に伝えることができて、感情をむき出しにせず柔らかな言い方で伝えられるということで、若者の間で使われています。
しんどみの文章・例文
例文1.推しキャラが可愛すぎてしんどみが深い
例文2.バイト先で先輩に怒られてしんどみが深かった
例文3.今月末に旅行の予定があるのに金欠すぎてまじでしんどみある
例文4.私の好きな漫画のキャラがもう登場しないとかしんどみ
例文5.彼氏と喧嘩してしんどみが深いときは友達に連絡して飲みに行くに限る
「み」がついて名詞化されているため、ほとんどがしんどみの後に「ある」や「深い」などを付け加えて使っています。
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しんどみの会話例
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昨日店長に呼ばれてたけどどうしたの?
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なんか頼まれてたこと忘れてて怒られたんだよね。
てか昨日の店長ちょっと機嫌悪くて言葉も乱暴だったからまじでしんどみ深かった。 -
それは災難だったね。ドンマイ。
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まあ私も悪かったし仕方ないよね。
このように少し軽い言い回しで使われることが多いかと思われます。
しんどみの類義語
似たような言葉で「つらみ」などが挙げられます。こちらも「つらい」に「み」をつけた言葉になります。
しんどみまとめ
しんどいという言葉が辛く苦しい状態を表していますが、最近ではそういったネガティブな心境を伝えるのではなく、冗談のように使ったり、好きなキャラクターや人物の言動なりグッズなりを見てキュンとして苦しいという意味で使うことがほとんどです。「推しが尊すぎてしんどみが深い」と見たときは呪文のように感じますが、意味がわかれば「好きな人が素敵すぎてすごくつらい」という、愛情が見てとれますね。