「しんねこ」の使い方や意味、例文や類義語を徹底解説！

しんねこ（真猫）

「しんねこ」とは「男女が内緒で親密になって語り合っていることや親密であること」を表します。この言葉を表す時にはすでに恋人の一歩手前であり、とてもいい関係であると言えます。現在ではあまり使われることはなくなりましたが、昭和時代には男女のなかを表す際によく使われていた言葉の一つです。今回はそんな「しんねこ」を解説していきます。

しんねこの意味とは

｢しんねこ｣の意味は以下の通りです。
(1)男女が内緒で親密になって語り合っていること
(2)男女が親密であること
(3)内緒で何かをしていること
(4)静かな様子
男女が他の人がいない場所で内緒で親密にしている状態を表します。またはそのような行為に対して嫉妬をして言うこともあります。男女が堂々と人前でイチャイチャしているよりかは、他の人には悟られないように二人だけで隠れて親密にしている時に使われます。また、付き合う前の状態でもあり、付き合っている人たちに対してはあまり使われません。ですが、一部の地域では仲の良い夫婦に対して｢しんねこ｣が使われていたという説もあります。
付き合う前はお互いに意識をしている段階でお互いのことを知る大切な期間でもあります。昔は現在よりも人前で堂々と新密にしていることはあまり好ましくないことでした。なので、男女が人目のつかないところで二人だけで｢しんねこ｣をする事が頻繁にありました。

しんねこの由来

「しんねこ」の由来は、「しんみりねっこり」からです。「しんみり」は落ち着いた様子を表していて、「ねっこり」は盛りだくさんである様子を表しています。落ち着いた場所でたくさんのことを話している様子から、二つの文字を合わせて「しんみりねっこり」と言われるようになりました。漢字では「真猫」と書きますがこれは当て字です。
もともとは略される前の「しんみりねっこり」という言い方をしていましたが、現在は略された「しんねこ」を使う事が一般的になりました。

しんねこの文章・例文

例文1.最近の二人はしんねこの仲であり付き合う日も近いだろう。
例文2.しんねこの仲であった二人はいつの間にか結婚をしていた。
例文3.この前まではしんねこであった二人だったが最近ケンカをしてしまったようだ。
例文4.いつの間にか付き合っていた二人は知らない間にしんねこであった。
例文5.しんねこしている事が会社中に伝わってしまい、男性は会社を去ることになってしまった。
「しんねこ」を使った例文です。

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しんねこの会話例

• 

  最近あの二人いい感じじゃない？
• 

  そうだね。しんねこでいつも二人でいるよね。
• 

  うちの会社は社内恋愛禁止だからバレたら大変なことになりそう。
• 

  私たちはそっと見守っておきましょう。

社内恋愛を黙認する会社の同僚の会話です。

しんねこの類義語

「しんねこ」の類義語には、｢つうつうの仲｣｢ちんちんかもかも｣などの言葉が挙げられます。

しんねこの対義語

「しんねこ」の対義語には、｢不仲｣｢犬猿の仲｣「水と油」などの言葉が挙げられます。

しんねこのまとめ

「しんねこ」は付き合う前の男女が他の人には内緒で二人で新密にしている様子を表しています。学生時代には仲のいい親友同士で飲んでいたりすると、急にある男女の二人組がいなくなっていたりします。そんな二人は他の人たちを避けて「しんねこ」をしていたという経験があるのではないでしょうか。