「せっかち」の使い方や意味、例文や類義語を徹底解説!

B!

せっかち

前を歩く人を追い抜かしたり、エレベーターのボタンを連打したり、信号が変わる前にフライングして歩き出したり・・・自分に思い当たる部分があるという人もいるかもしれません。そのような人を「せっかち」という言葉で表すことはよくありますが、この言葉の由来までを知っている人は意外と少ないのではないかと思います。そこで今回は「せっかち」の意味や由来、使い方や類義語などを併せてご紹介していきます。

[adstext]
[ads]

せっかちの意味とは

これは、先へ先へと急ぎ忙しない様子を表した言葉で、またそういう性質(の人)自体を指して使われる場面も多くあります。忍耐強くなく、先を急ぎ落ち着かないさまを言います。

せっかちの由来

「急き勝ち(せきかち)」の音が変化した言葉と言われています。「急く」は早くしようと急いだり焦ること、「勝ち」は「〇〇しがち」といったように、そうなりやすい傾向があることを意味します。

せっかちの文章・例文

例文1.母はせっかちな人で、のんびり屋の私は何をするにも急かし立てられている
例文2.せっかちな性分のせいで、気難しそうだと思われたこともある
例文3.せっかちな上にお節介な性格で、人のやっている事にもついつい手を出してしまう
例文4.上司から、せっかちすぎるとミスをするから落ち着いて行動しろと言われる
例文5.せっかちで動作が早いので、洗い物をしていると頻繁に食器を割ってしまう
せっかちな行為というのは、何かの物事に対して現れたり、また誰か人を相手にして行われることもあります。

  • [adsmiddle_left]
  • [adsmiddle_right]

せっかちの会話例

  • そろそろ出発するけど準備はできた?

  • 今準備してるけど、もう少しで終わるから待って。

  • 窓の鍵は閉めた?荷物も運ぶから早く!

  • 鍵はこれから閉めるし、ちゃんと間に合うからそんなに急かさないでよ!せっかちだなぁ。

自分の行動がせっかちなだけでなく、この会話のように相手も巻き込んでしまうとトラブルの原因になる可能性もあります。また、急かされた相手にとってはあまり良い気分がしない場合も多いようです。

せっかちの類義語

性急(せいきゅう)・短慮(たんりょ)・短気(たんき)・気短(きみじか)・躁急(そうきゅう)・気早(きばや)・忙(せわ)しない、なども同じく気が短くせっかちな様子を表す言葉として使われています。英語の類義語には「impatient(忍耐力がない)」「impetuosity(激しく衝動的に行動すること)」「hasty(temper)(慌ただしく動くこと・軽はずみな傾向)」「quick-tempered(気が短い・怒りっぽい)」などがあります。

せっかちまとめ

近年様々な技術が急速に発展してきたことで、私たちの生活においても時間の流れが速くなってきたように感じることが多くあります。分刻みのスケジュールが当たり前の現代社会は、実はせっかちな人で溢れているかもしれません。昔から使われてきた言葉ですが、このようなタイプの人は今後さらに増える可能性もあるので、今後この言葉を使うときに備えてここで意味をしっかりと理解しておくと良いでしょう。

最新の記事はこちらから