「でっちあげ」の使い方や意味、例文や類義語を徹底解説!

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でっちあげ(捏ち上げ)

「でっちあげ」とは「本当ではないことをあたかも事実であるようにすること」を意味しています。本当であると思っていたことが実際にはウソであったということは歴史の中でもたびたび起きてきました。たとえ事実でなかったとしても多くの人が信じてしまえば事実として考えられてしまいます。今回はそんな事実でないことを表す「でっちあげ」を解説していきます。

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でっちあげの意味とは

「でっちあげ」の意味は以下の通りです。
(1)本当ではないことをあたかも事実であるようにすること
(2)捏造すること
(3)ウソを本当であるかのように広めること
本当ではないことをあたかも本当であるかのように話をつくったり、報道することを表します。ウソをつくことでもありますが、「でっちあげ」は規模の大きなウソに対して使われることが多いです。どこかの国が戦争を隣国に自分たちから仕掛けたのにも関わらず、仕掛けた国ではあたかも被害者であるかのような報道をします。このような現実世界の人々に大きな影響をあたえるようなうそを「でっちあげ」をつかって表します。

でっちあげの由来

「でっちあげ」の由来は、土をこねて何かしらの物を作ることからです。漢字で書くと「捏ち上げ」となり「捏」はこねる意味を持ちます。土を使って形だけでも作品を作ろうとするところから現在の意味になりました。

でっちあげの文章・例文

例文1.いままで報道してきた内容は全てがでっちあげであり、国によって情報がコントロールされていた。
例文2.いままでは会社に労働時間をでっちあげられていたが、今回ばかりは許せないので訴えることにした。
例文3.この世界は全て仮想現実であるというでっちあげを信じてしまう人がいるが、否定する根拠もない。
例文4.ある科学者のでっちあげられた研究結果に惑わされてわが国では科学の進歩が大きく遅れた。
例文5.でっちあげられた歴史を元にこの国を統治している王は多くの国民の支持を集めている。
「でっちあげ」を使った例文です。

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でっちあげの会話例

  • 僕たちが退職する時には年金制度があるのかな。

  • もらえない可能性もあるわね。

  • 法律でも受け取れるようになってるから絶対にもらえるってテレビで言ってたよ。

  • そんなのでっちあげよ。日本がほかの国の一部になったら法律なんて全てが無効になるわよ。

日本の年金問題について話す二人組です。

でっちあげの類義語

「でっちあげ」の類義語には、「改ざん」「捻じ曲げ」などの言葉が挙げられます。

でっちあげの対義語

「でっちあげ」の対義語には、「修する」「改正」などの言葉が挙げられます。

でっちあげのまとめ

日本では言論の自由により基本的にはどんなメディアでも、どんな人でも自分の意見を発言したり真実を報道できます。しかし国によっては情報がコントロールされており、一部の権力者の力によって多くのでっちあげられた情報が事実であるかのよう報道されます。また、ある人のでっちあげられた情報を多くの人が信じてしまいウソが本当であるかのような扱いをされることもあります。情報を確認する際には情報の発信元を気にすることが大切です。

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