なずな(Nazuna)
最近では文化も薄れて食卓に出ないという家庭も増えていますが、1月7日に食べられる春の七草粥は皆さんご存知ですよね。その七草の一つになずなという花があります。
漢字で「薺」と書きぺんぺん草と呼ばれる事もあるようです。この花にもとても素敵な花言葉がつけられているのでご紹介いたします。
なずなの花言葉
誕生花は1月17日とされていますが2月〜5月の早春と呼ばれる時期にに咲く花になります。
花言葉は「あなたに私の全てを捧げます」
なずなの由来
春の七草の由来は、日本の若菜摘みという風習が原点とされています。1362年に書かれた「河海抄」の「芹、なづな、御行、はくべら、仏座、すずな、すずしろ、これぞ七種」という文が初見とされています。
花名の由来は2つ説があり、撫でたいほど可愛い花という意味で「撫菜(なでな)」からという説と夏に枯れてしまうから「夏無(なつな)」からという説があります。
また、ぺんぺん草とも呼ばれていますがこちらはペンペンと音を鳴らす三味線のバチに似ているからとされています。また、身の部分を少し引っ張ってクルクル回すと音が「ぺんぺん」と鳴っているように聞こえるから名付けられたとも言われています。
なずなの文章・例文
例文1.なずなを見るともうすぐ春だなぁと感じる
例文2.妻は大きい花より小さな花の方が好きだと言っていたのを思い出したので花屋でなずなを買って帰った
例文3.息子が「ぺんぺん草あげる」と公園で摘んだなずなを手渡してくれた
例文4.春の七草になずなが入っていると大人になって初めて知った
例文5.なずなは語源の通りとても可愛らしい花だと思う
小さいですがとても可愛らしく知名度も人気も高い花になります。
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なずなの会話例
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ねぇ、僕たちの子ども、女の子だったよね、もしよかったら「なずな」って名前をつけないか?
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あら可愛い、良いじゃない
生まれる日も4月だし、ちょうど良いわね -
名前の通りきっと可愛い子になると思うよ
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なずなって響きも柔らかくていいね、優しい子になると良いな
この夫婦のように時期に合わせて花の雰囲気や花言葉などから名前をつける方も多くいますね。
なずなに似た意味の花言葉を持つ花
なずなに似た愛を伝える花言葉がつけられている花は他に「バラ(赤)」「カーネーション」「キク(赤)」などがあげられます。
なずなまとめ
春の七草は他に芹(せり)や母子草(ははこぐさ)、蘩蔞(はこべ)、子鬼田平子(こおにたびらこ)、蕪(かぶ)、大根(だいこん)があります。七草粥はお正月のご馳走で疲れた胃を休める意味があるのでこれを機に七草粥を食べてゆっくり胃や体を休めてくださいね。