「ほったらかし家電」の使い方や意味、例文や類義語を徹底解説!

B!

ほったらかし家電(ほったらかしかでん)

「ほったらかし家電」とは「材料と調味料を入れた後はスイッチを押すだけで料理が完成する自動調理家電の総称」です。これまでの料理とは職人的な長年の経験や腕前が物を言う世界なところがありましたが、これだけデジタル化な社会となっていくと料理家電も目覚ましい変化を遂げて、今や料理素人でもプロ並みのような料理が簡単に作れてしまうのです。

[adstext]
[ads]

ほったらかし家電の意味とは

「ほったらかし家電」の意味は以下の通りとなります。
 (1)電気圧力鍋やホットクックなど、スイッチを入れた後は放って置くだけで料理が完成する自動調理家電の総称。
 (2)材料と調味料をセットした後は火加減調整など不要で料理を作ってくれる大変便利な自動調理家電の事。
”ほったらかし”は「構わずにそのままにする」「ほっぽらかす」、”家電”は「家庭用電気(電化)製品の略」で、何もしないでも自動で働いてくれる電化製品が「ほったらかし家電」です。しかし、厳密には数多く存在する電化製品の中でも「調理家電」である電気圧力鍋・ホットクック・スロークッカーなどが「ほったらかし家電」で、他の家電製品や炊飯器・電子レンジなどは該当しません。一見すると家電の多くは「ほったらかし」でも問題なく動きますが、ポイントは「自動調理」をするか否かとなるのでこの機能があると火加減調整や調理時間も気にしないで、材料と調味料だけセットしてスイッチを入れれば料理が完成するので「ほったらかし家電」となります。よって、料理素人でもとても簡単に作れて味も美味しいといったメリットがあり、一人暮らしの男性だけでなく共働きな若い夫婦などにも大変人気が高いです。そんな便利な「ほったらかし家電」のデメリットは価格が高く、サイズが大きく、作れるメニューが限られるなどの点がありこれらを気にしなければ最高に便利な調理アイテムとなります。

ほったらかし家電の由来

「ほったらかし家電」はアメリカで1960年代に誕生した低温調理家電「スロークッカー」が元祖です。日本でも1970年代になるとアメリカから入ってきますが高額な商品という事もあって、あまり普及しませんでした。それから月日が流れ、2005年になると日本ではティファールの電気圧力鍋「クックフォーミー」が大人気となり、これを機に他メーカーが参入したり電気圧力鍋以外の「ほったらかし家電」も登場をしてブームとなっていきます。

ほったらかし家電の文章・例文

例文1.妻が以前からほったらかし家電が欲しいというのでプレゼントしたら、数日後にはそれと通帳を持ってどこかに消えてしまい、テーブルにはサインした離婚届けがあって急いで携帯に電話したが既に解約されていた。
例文2.お気に入りのフィリピンパブのホステスが私にほったらかし家電をくれたが、どうやら他の客からもらったものを邪魔だからと処分しているようで、その男には申し訳ないが大事に使わせてもらう。
例文3.家電の進化は著しく、今後はさらに便利なほったらかし家電が登場すると思うと、もう結婚をするのが無駄に思えてしまう。
例文4.ほったらかし家電で作ったカレーが亡き母親の味に瓜二つで、思わず昔を思い出してしまった。
例文5.リサイクルショップに買い取ってもらったほったらかし家電の軍資金でパチスロをしたら、見事に大負けしてこれこそ家電の恨みなんだと痛感した。
「ほったらかし家電」を使った例文となります。

  • [adsmiddle_left]
  • [adsmiddle_right]

ほったらかし家電の会話例

  • 最近は料理作りに嵌って、もう休日なんて1日中料理ばっかりだよ。

  • えー、本当ですか? もしかして、料理ってほったらかし家電何て言わないですよね。料理研究家の娘である私に言わせたら、あれは邪道ですから。

  • 邪道って、まるで陰謀説みたいなテンションで言うね。俺の場合はほったらかし家電も使うし、自分でもちゃんと作るよ。

  • ダメー。ほったらかし家電はこの国からお袋の味や郷土料理を奪うアメリカの巨大IT企業が日本を倒す為に仕掛けた国家プロジェクトで…、とにかく日本人は手料理あるのみ。

職場にて料理好きな男性と危ない思想な女性の会話となります。

ほったらかし家電の類義語

「ほったらかし家電」の類義語には「自動調理器」「自動調理鍋」「全自動調理器」「自動調理家電」「ラクラク家電」「時短家電」「便利家電」などの言葉が挙げられます。

ほったらかし家電の対義語

「ほったらかし家電」の対義語には「手動調理家電」「調理家電」「キッチン家電」「調理機器」などの言葉が挙げられます。

ほったらかし家電まとめ

以上が材料と調味料を準備するだけで料理が完成する「ほったらかし家電」についての解説でした。現代人は仕事に追われて忙しいので特に独身者などから簡単で美味しいと「ほったらかし家電」は好まれて、各メーカーが様々な製品を発売しています。価格が割高などのデメリットもありますが、文字通り放っておけば熱々料理ができるのは大変魅力で今後はさらに普及をしていくでしょう。

最新の記事はこちらから