よき
若者の会話の中で服や携帯の画面を見て「あ、それよき〜!」とか、頷きながら「よきよき」とか言っているの聞いたり、SNSで見たことはありませんか?知らない人が聞けば、何を言っているか、わかりませんよね。
辞書で調べると「予期(前もって推測、期待、覚悟すること)」と出ます、予期という言葉をそんなに頻繁に使うことはないので、若者が言っている「よき」はそちらではなく、また別の意味で使っているので、言葉の解説をしていきます。
よきの意味
それ「良いね」やそれ「良い」と言う意味であり、漢字にすると「良き」があてはまります。言葉の語呂や響きも良いため、若者を中心に一気に広がりを見せて、最近はかなり頻繁に使われるようになってきています。
よきの由来
古語の「良きかな」と言う言葉を略して「よき」と使われるようになりました。
昔から使われていた表現ですが、「タピオカ」の様にほとんど聞かなくなったものが、時代を経てタピオカが流行った事で、「タピる」などの若者言葉が生まれていますが、「良きかな」が「よき」になったのもその言葉の一つとなります。
よきの文章・例文
例文1.新しい服を着て遊びに言ったら友人たちからそれよきと絶賛された
例文2.彼氏が考えてきたデートプランがなかなかよかったのでよきと答えた
例文3.新しくできたお店のタピオカが美味しかったのでこれよきと画像付きでSNSにあげた
例文4.今日めっちゃ天気よき
例文5.試着した服を見せたらめっちゃよきと姉が太鼓判を押してくれたので買った
若者の間でそれ良いねと言う代わりに使われています。軽い口調で社会向きではないので基本的には仲のいい友人や家族との会話で「よき」と言われます。
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よきの会話例
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姉さん、この服どう?今度デートの時に着て行こうと思うんだけど。
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それよりこの間着てた青いシャツの方がいいんじゃない?あ、でもどこに行くかによる。
動物園とか食べ歩きとかならそれでよき -
動物園だからこれでセーフ?
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うん、よきよき
服装の相談をする姉妹の会話になりますが、基本的に「良い」という意味合いで使われるので会話の中でもポジティブな反応として使われる事がほとんどです。
よきの類義語
よきに似た言葉は「よろしい」「素敵」「適正」など好ましいというような意味の言葉が挙げられます
よきまとめ
やはり高校や若い年代の子に「よき」と使う人多い印象です。もちろん仲の良い人であれば良いと思いますが、流石に会社の上司や先輩、ビジネスシーンおいては失礼になってしまうので気をつけなくてはいけません。最近の若者言葉は使いやすくポジティブな言葉が多いので興味があれば他の言葉も調べて、使ってみてください。