「アイコニック」の使い方や意味、例文や類義語を徹底解説!

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アイコニック(Iconic)

「アイコニック」とは「直訳した肖像や象徴から、個性的や特徴がある人・商品・マークなどを称えた表現」です。これだけでは「アイコニック」の意味が理解できないと思いますが、ハッキリと断定するよりもそれぞれが曖昧ながらも何となく褒めている言葉になっています。要するにスタイルが良く人気の芸能人、企業の個性的な商品、伝統と歴史がある高級車や高級時計などを「アイコニックな○○」と表現するのです。

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アイコニックの意味とは

「アイコニック」の意味は以下の通りとなります。
 (1)英語「iconic」の直訳「肖像」「象徴」「伝統形式」から、象徴的や印象深い人や伝統と歴史を感じさせる高級ブランドなどを称えた言葉。
 (2)英語の直訳が転じてファッション業界や芸能界などでファッションリーダーやカリスマ的な存在の人。
 (3)IT用語として、パソコンのデスクトップ上にあるクリックすると作動する図形「ショートカットアイコン」の正式名称「アイコニック・インターフェイス」の事。同様に小さな画像などやアイコンをパソコンやスマホでは「アイコニック」と呼ぶ。
 (4)ファッションリーダーやカリスマ的な意味が転じて、存在感があるや特徴的として企業などの個性的なマークや変わった商品、或いは影響力がある人物インフルエンサーなどを表す際も用いる表現。
「アイコニック」は上記のように様々な意味があるので、一つの意味でこれと断定は出来ません。それでも基本的には直訳の「肖像」や「象徴」として、美しい美貌の女性モデルなどを称えて「アイコニック」、若者に支持されるファッションリーダー的なオシャレなモデルや俳優なども「アイコニック」や「ファッション界のアイコニック」と言います。そしてITやネット用語として、パソコンならデスクトップ上のショートカットアイコンの正式名称が「アイコニック・インターフェイス」である事から、この小さなマークだけでなく他のサイトやSNSなどにもあるアイコンなどを「アイコニック」と呼ぶ場合もあります。よって、様々な分野で便利に使える言葉が「アイコニック」ですが、「象徴」という本来の意味からも何かしらの憧れを抱く対象先や連想させやすいマークなどで、今後も時代に応じて意味合いを少し変化させながらも使われていくようです。その点からも「アイコン」や偶像である「アイドル」とも非常に近い言葉ではないでしょうか。

アイコニックの由来

「アイコニック」の由来はギリシア語で類似を意味する「eikon」です。その「eikon」がラテン語「icon」(イコン)になり、英米では「アイコン」と呼ばれるようになって「アイコニック」へと繋がっていきます。

アイコニックの文章・例文

例文1.ドラマで観ている時は普通のモデル上がりの芸能人だと思ったが、偶然街中で撮影の待機中の本人を生で見たらあまりのスタイル良さと顔の小ささに、これはアイコニックとファンが祭り上げるのも納得した。
例文2.有名アイドル事務所に所属すればアイコニックなスターになれる可能性があるので苦痛の合宿所暮らしにも耐えてきたが、それから数十年が経過してこんな大騒動になるとは想像もしなかっただろう。
例文3.視力が悪くなってきたので、パソコンではどのアイコニックも全部同じに見える。
例文4.スマホなどのアプリ開発を手掛けちょっと潤ったからと、派手だけが取り柄の私服でインタビューに答える社長のセンスなさには、もう今がピークで後は落ちるだけのアイコニック企業には到底なれないと見切った。
例文5.芸能人は髪型をどんどん変えて古着を着るだけでアイコニックと同業者やファンが称えるのだから、それは気が大きくなって粋がりたくもなるのだろうが、10年もすれば深夜の通販番組にも呼ばれなくなる。
「アイコニック」を使った例文となります。

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アイコニックの会話例

  • 今、掃除が終わったよ。

  • じゃあ次は洗濯と買い物をお願いね。

  • 休日なのに人使いが荒くないか?

  • あなたは我が家のアイコニックなんだから、これぐらいはしてよ。ほら、早くやってきて。

休日になると家事をやらされる夫とその妻の会話内容です。

アイコニックの類義語

「アイコニック」の類義語には「カリスマ」「スター」「ヒーロー」「シンボル」「崇拝」「ファッショニスタ」などの言葉が挙げられます。

アイコニックの対義語

「アイコニック」の対義語には「抽象」「表象」「一般的」「地味」「素人」「平凡」などの言葉が挙げられます。

アイコニックまとめ

かつては影響力がある芸能人などを「カリスマ」や「スター」と呼んでいましたが、そのようなニュアンスで「アイコニック」とも呼ばれいます。この「アイコニック」には他にもIT用語でパソコンなどでクリックする図形「ショートカットアイコン」であったり、企業などの特徴あるデザインやマークで使ったりと、様々な場で便利よく使われる言葉です。

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