「アクティブシニア」の使い方や意味、例文や類義語を徹底解説!

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アクティブシニア(active senior)

マスメディアの中で最近とくに目にするのが、アクティブシニアという言葉です。少し前までのお年寄りといえば、会社を定年退職した静かなおじいちゃん・おばあちゃんというイメージでしたが、最近は医療の進歩もあり、これまでのシニアの定義とは一風異なっているようです。アクティブシニアの正しい意味や例文について、学んでいきましょう。

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アクティブシニアの意味とは

アクティブシニアとは60歳や65歳を超えても生きがいを持ちながら、元気に社会と関わり合いをもとうとするシニア世代のことを示しています。具体的には何らかの介護を受けておらず、自立した暮らしを送りながら、自身の仕事や趣味を前向きに楽しんでいる60代以上の世代のことです。孫や娘・息子とのお出かけも積極的におこなっていることから、大手企業の間では日本の経済界を引っ張る重要な存在といわれています。

アクティブシニアの由来

アクティブシニアという名前がよく使われるようになったのは、2010年前後のことです。終戦が終わったあとの団塊世代が次々に定年退職を迎えるようになり、退職したあともライフスタイルを自在に楽しんでいるアクティブシニアの活動が、メディアを中心に取り上げられるようになりました。団塊世代の消費だけでもマーケットの規模は5兆円・6兆円にのぼるという見方もあります。年金の支給開始年齢が60歳から65歳へ、そして70歳へと引き上げられようとする中、仕事をしながら暮らしを操るシニア世代はますます増えていくものと思われます。そんなアクティブシニアの活動に、国内外から関心が寄せられています。

アクティブシニアの文章・例文

例文1.アクティブシニアを対象にした、新商品の開発を命じられた
例文2.アクティブシニアの動向を探ることが、ヒットの要因につながる
例文3.ひと口にアクティブシニアといっても、そのパターンは実に様々だ
例文4.少子高齢化の影響から、アクティブシニアに向けたサービスが次々に生まれている
例文5.アクティブシニア抜きに、今の日本の経済界は語れない
かつてのお年寄りの定義とは一線を画す、アクティブシニア。知的好奇心が旺盛で、新しい物事に対して積極的という行動パターンが見られます。国内消費を拡大するためにも、アクティブシニアを見据えた経営戦略が、各経営者に求められています。

アクティブシニアの類義語

アクティブシニアと同じような意味で使われているのが、団塊の世代・アラ還・アラウンド60・新世代シニアなどです。戦争が終わったあとの時代が大きく動くときに生まれた世代のため、新しい物事やサービスに敏感です。アクティブシニアの類義語には、パワフルで快活なお年寄り…といった意味が込められています。

アクティブシニアまとめ

モノを買わない若者と対照的に扱われているのが、モノを買うことに糸目をつけない、アクティブシニアの存在です。60歳もしくは65歳以上の介護を必要としないパワフルな人材のことを、アクティブシニアと呼んでいます。人口減少で逆ピラミッド状態がつづく日本において、購買意欲の豊富なアクティブシニアの存在は無視できない存在です。アクティブシニアに向けたサービスを各企業がどう打ち出していくのか、その動向が注目されます。

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