「アネックス」の使い方や意味、例文や類義語を徹底解説!

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アネックス(Annex)

「アネックス」とは「ホテルやレストラン事業で本館とは別に新たに設置した建物『別館』」です。ホテル業界も他業界と同じように独特な専門用語が多数あり、素人にはなかなか理解できない部分があります。今回の「アネックス」とは「別館」や「離れ」という意味があり、メインとなる建物の隣などにある「別棟」などを指しています。

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アネックスの意味とは

「アネックス」の意味は以下の通りとなります。
 (1)英語表記「annex」の直訳から「付録」「付属書類」「別館」「離れ」などの事。
 (2)ホテル・レストラン業界用語で本館建物とは別に造られた別館や離れの呼称。
 (3)ホテルの本館建物より新しく造られた別館の事で、本館に付属する場合と本館から離れている場合の2種類がある。
「アネックス」は英語表記「annex」で直訳すると「付録」「付属書類」「別館」「離れ」となり、日本の場合は主にホテル業界ですが、レストランや商業ビルなどでも用いる専門用語となっています。意味は本館に対する別館・離れを指していて、要するに本館の後に建てられた新しい建物が「アネックス」となります。また厳密には「本館に付属する場合」と「本館から離れた場所にある場合」の2種類があり、前者はホテルや商業ビルに多く、後者はレストランなどとなります。ホテルの場合はお客が多く売り上げが好調だと別館「アネックス」に宴会施設を設けたり、料金を安くした宿泊施設にしたりします。レストランの場合は完全に分離して最初の建物がメインなのに対し、「アネックス」を同じく料金安くした戦略の店にしたりします。線引きとしてはホームページやパンフレットなどには「アネックス価格」と明記していたり、或いはホテル・ビル名が「〇〇ホテルアネックス」となっています。よってホテルやレストランを安く利用するなら「アネックス」の方がお得ですが、その分でサービスが本館よりも劣り立地条件も悪くなる場合が多くなります。

アネックスの由来

「アネックス」はラテン語で「隣接」を意味する「adnexus」が由来で、それがアメリカで19世紀後半頃からホテルやレストランで使われ始めます。所説ありますが、お客が多く売り上げ好調なホテルやレストランがさらに客を迎え入れる為に建物を増築したり、新たに店舗をオープンするようになって「別館」が「アネックス」となりました。

アネックスの文章・例文

例文1.学生時代の夢は20代の内に自分のフレンチレストランをオープンさせ、数年後には敷地内に若者向けの低価格なアネックスも営業開始し、40代前には全国に一大展開をさせる計画だったが、就職したレストランのチーズが充満する厨房に耐え切れず2週間もしないで辞めてしまい、今はただひたすら部屋で眠るばかりで計画とは実現しないから妄想ができると悟った。
例文2.これからのホテル業界はアネックスなどの低価格と富裕層向けの高価格に二分されるだろう。
例文3.味音痴なのでレストランはアネックスで食べる料理でも十分だ。
例文4.当てもなく電車に飛び乗り、気の向いた駅で降りて、スマホからアネックスのホテルを探して安い割にサービス良さそうな一軒に決めて宿泊予約をして、その後は近くの居酒屋で気絶する直前まで酒を飲んでは常連客のように振舞ってホテルのフロントに行き、何も利用せず部屋で泥のように眠り翌朝いちばんで帰宅する。
例文5.最近は商業施設もアネックスだらけで、敷地が広いのは便利だがこれだけテナントが多いと客も押し寄せて、不審者顔な自分は私服警官からマークされている被害妄想に駆られておちおち買い物もできない。
「アネックス」を使った例文となります。

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アネックスの会話例

  • お義父さんも気を遣ってホテルなんて予約してくれなくてよかったのに…。支払いも済んでいるんでしょう?

  • お父さんはそういう人なのよ。私たちを気にかけてくれているの。でも、やっぱりセコイところもあってアネックスのホテルにするのが性格を表しているね。

  • そんな事はないって。いいお義父さんじゃない。

  • まあね。それよりそろそろホテルに着くけど、ちょっとコンビニに寄っていこうよ。

妻の実家を訪れた後、泊まる為のホテルに向かう車内での夫婦の会話となります。

アネックスの類義語

「アネックス」の類義語には「ウイング」「拡張部」「新館」「別棟」「分棟」「分院」「2号店」「新店」などの言葉が挙げられます。

アネックスの対義語

「アネックス」の対義語には「メインタワー」「本館」「本堂」「旧館」「タワー棟」「1号店」「本店」などの言葉が挙げられます。

アネックスまとめ

以上がホテルやレストランにおいてメインとなる施設の隣などにある別施設「アネックス」の解説となりました。メインとなる当初からある建物が「本館」となるのに対し新しく建てられた「別館」となり、お客が増えたりさらなる売り上げを狙った事業拡大として別建物を造ります。

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