アンニュイ(ennui)
アンニュイは嫌になって怠るさまのことてす。また、ミステリアスなさまを表すこともあります。アンニュイな雰囲気というと何処か掴みどころがなく、神秘的であるさまのことを表したりします。逆に退屈そうでやる気がないさまを表すこともあります。このようにアンニュイという言葉は幅広い意味をもつので使い方には注意が必要であることがわかります。今回は、そんなアンニュイを例文とともに見ていきたいと思います。
アンニュイの意味とは
アンニュイの意味は嫌になって怠るさまのことてす。ミステリアスなさまを表すこともあります。また、アンニュイは倦怠や退屈なさまを表す際に使われる言葉です。
アンニュイの由来
アンニュイの由来はフランス語の「ennui」にあると言われています。「ennui」には退屈、倦怠などといった意味がありそのことからアンニュイという言葉が使われるようになったと考えることができます。
アンニュイの文章・例文
例文1.彼は明らかにやる気のないアンニュイな表情をしていて作業するべき手が完全に止まっている。
例文2.ここから見える景色はアンニュイな雰囲気を醸し出していてお気に入りの場所である。
例文3.アンニュイな彼はいつも何を考えているのかがわからないくらい掴みどころがない人である。
例文4.観光地としてもに人気が高いアンニュイな雰囲気を味わうことのできる洞窟を巡る。
例文5.アンニュイな気分であるからこれから勉強する気には到底なれそうにない。
これらからアンニュイは嫌になって怠るさまを表す際に用いることができます。
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アンニュイの会話例
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やっぱりオーロラというのはなんか見ても神秘的に感じるものだね。
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確かにね。君はアンニュイな景色を自分の目で見るために海外旅行するくらい好きだものね。それに写真もたくさん撮ってくるしね。
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そうだね。やっぱり自分の目で見た時の感動は写真では味わうことのできない体験だからね。
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また今度海外旅行に行ったときはそんな景色の写真をたくさん見せておくれよ。
これは、アンニュイな景色が好きな人が友人と話している様子です。
アンニュイの類義語
アンニュイの類義語には、「無為無聊」「憂鬱」「倦怠」などがあります。
アンニュイまとめ
アンニュイという言葉は神秘的やミステリアスといった意味で使われるときにはポジティブに捉えられることが多いですが、退屈や倦怠といった意味で使われるときにはネガティブに捉えられることが多いです。そのため、アンニュイという言葉を用いるときには注意が必要です。また、意味が複数あるので文脈によっては相手に間違った解釈をされてしまうこともあるので、そうならないよう心掛けれるといいと思います。