エアーハラスメント(Air harassment)
「エアーハラスメント」とい言葉を聞いたことがありますか?今回は、数あるハラスメントの中の「エアーハラスメント」について解説していきます。エアーハラスメントは誰でも加害者、被害者になる可能性がありますので、意味を理解して個人がしっかりと対策を知っていた方が良いでしょう。
この記事の目次
エアーハラスメントの意味とは
エアーハラスメントとは、「エアハラ」と略して使われることが多いです。1つ目の意味は、空調(エアコン)に関してのハラスメントです。
猛暑日にエアコンの使用を禁止するなどがこのエアハラに該当します。逆にエアコンの設定温度を必要以上に低くして他の人に苦痛を感じさせる場合もこのエアハラに該当します。
また同義で2つ目の意味として、空気が読めずにその雰囲気やムードを壊すような態度や行動、言動を故意、無意識問わずしてしまう事を指します。俗に言う「空気が読めない」というものです。
エアーハラスメントの由来
先にも書きましたが、空調(エアコン)に関してのハラスメントという意味で「エアーハラスメント」です。
エアーハラスメントの文章・例文
例文1.ルールで決まってるとはいえ、この季節外れの猛暑日にエアコンを使用させないのはエアーハラスメントだ
例文2.外回りから帰って来た人が極端に設定温度を下げるのだが、これはエアーハラスメントではないか
例文3.エアーハラスメントは指摘がしにくいだけに、非常に難しい問題だ
例文4.エアーハラスメントの対策は個人でもできる
例文5.エアーハラスメントの対策としては、現場の人間が柔軟に対応していくことが有効だ
実は、このエアーハラスメントは被害者・加害者の線引きが曖昧で難しい問題です。一方の意見に合わせて温度を設定するともう一方の意見の人に対するエアハラに該当する可能性があるからです。男女間や個人間でも体感温度には差があるので、個人個人で対策して快適な環境を自分自身でつくる意識が大切です。
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エアーハラスメントの会話例
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最近暑くなってきましたね。冷房入れちゃだめですか?
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そうね。暑く感じるけど今の時期は節電の為にエアコンの使用は禁止されているのよ。
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え。そうなんですか。働きづらいですねぇ。。。
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そうよね。エアーハラスメントに該当する問題ではないかと一度会社に掛け合ってみるわ。
個人が自由にエアコンの温度を調整できる職場は被害者と加害者が個人の問題になりますが、加害者が会社であることも少なくはありません。
エアーハラスメントの類義語
「エアーハラスメント」の類義語としては、「コロナハラスメント」「時短ハラスメント」「モラハラ」「アカデミックハラスメント」「セクハラ」などがあげられます。他にも様々なハラスメントがありますから、ここでは一部を紹介しています。
エアーハラスメントまとめ
今回は、少し難しい問題である「エアーハラスメント」について解説しました。なんどか本記事で触れましたが、暑い寒いの感じ方は人それぞれですので、すべての人にちょうど良い温度は難しいのが現状です。なるべく個人での対策するようにする事が有効な手段です。デスクに扇風機を置く、上着を置いておくなど自身の体感温度によって準備をしておく事が大切です。また、会社によってはエリアによって設定温度を変えられるように空調を設置するなどの対策をとっているところも増えています。