エイプリルフール(April Fools' Day)
4月1日は日本では新しい年度の始まりになりますが、この日は公式に嘘をついてもいい日ということで、「エイプリルフール」と呼ばれています。このエイプリルフールに関して、何でこういう日ができたのか等の意味や起源も含めて、解説をしていきたいと思います。
この記事の目次
エイプリルフールの意味とは
日本においては、その日1日は嘘をついてもいい日ということで設けられている風習になります。ちなみに、イギリスはオークアップデーの関係で嘘をつけるのは正午までとなっていますが、それ以外の地域は1日になっているようです。
エイプリルフールの由来
エイプリルフール自体の起源は全くの不明です。ただ、文献としてこれが有力ですという説はいくつかあるようです。1つは、昔のヨーロッパでは3月25日が新年とし4月1日まで祭りを開催していたけれども、シャルル9世が1月1日を新たな新年と定めたことに怒った市民が、4月1日を嘘の日と定めたという説です。他にも、イングランドの王政復古の記念祭である、オークアップルデーに由来があるという説もあります。他にもエイプリルフールの起源と言われる説はいくつか存在しています。
エイプリルフールの文章・例文
例文1.エイプリルフールに嘘をついても何も悪くはない
例文2.エイプリルフールとはいえ、嘘をつくのは気が引ける
例文3.我が社は、嘘による混乱は業務に支障をきたす恐れがあるとし、ノーエイプリルフールを実施しています。
例文4.友達に嘘をつかれたけど、今日はエイプリルフールだった
例文5.嘘をついてもいいエイプリルフールは気が楽だ
1年に1回の風習ではありますが、4月1日前後でも、言葉としては使うことが多いと思います。次は、実際の会話例を用いて解説します。
エイプリルフールの会話例
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今朝、君が好きだった俳優が結婚したってニュースでやっていたよ。
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え!?ホントですか!?
すごくショックです… -
嘘だよ!今日は4月1日、エイプリルフールだからね。
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ひどい!でもエイプリルフールでちょっと安心しました。
公に嘘をついてもいい日ではありますが、言ってはいけないような嘘や露骨に人を傷つけるような嘘は控えた方がいいですね。
エイプリルフールの類義語
エイプリルフールは日本語の直訳で、「四月馬鹿」と表現されます。他にも、「万愚説」や、中国では「愚人説」というような表現をするようです。
エイプリルフールまとめ
エイプリルフールは、一部の地域を除いて世界でも広く慣れ親しんだ風習ではありますが、過度な嘘は控えるようにした方がいいですね。あくまで、少しからかう程度のものに留めましょう。また、例文でもあげましたが、嘘をつくことで業務に支障が出るとし、ノーエイプリルフールを掲げている企業もあるようです。エイプリルフールがどういう日なのかを改めて認識し、参考にしてみてください。