「エリクサー」の使い方や意味、例文や類義語を徹底解説!

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エリクサー(えりくさー)

「エリクサー」とは「古代から伝わる錬金術薬での万能薬」「RPGで体力回復のアイテム」「特殊コーティングのギター弦」です。ファイナルファンタジーなどのゲーム好きなら「エリクサー」は体力回復アイテムなので、友人などの会話でお菓子やジュースなどを「エリクサー」と喩えたりもするのではないでしょうか? 同様に万能薬から化粧品などでも使われる事が多い言葉なので女性ならこちらの方で覚えていると思います。そんな多様な使われ方がされる「エリクサー」の解説となります。

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エリクサーの意味とは

「エリクサー」の意味は以下の通りとなります。
 (1)飲むと不老不死になると伝えられる伝説の錬金術薬で俗に言う霊薬や万能薬。
 (2)伝説の錬金術薬が転じて、主にRPGで自分や味方の体力や魔力を全回復させる特別アイテム。
 (3)エレキギターやアコースティックギター用の特殊コーティングを施したギター弦(コーティング弦)であり製造メーカー名。
「エリクサー」は上記のように主に2つないし3つの意味があります。最も多いのは古代ギリシャなどが起源とされる錬金術で作る秘密めいた薬「錬金術薬」で、現代に置き換えると霊薬や万能薬といったところでしょう。ですから伝説では不老不死の薬を「エリクサー」や「エリクシャー」「エリクシール」等々と呼びますが、そこからスピリチュアル系や化粧品愛好者や外国などでは、例えば肌効果に絶対の自信がある薬や化粧品を「エリクサー」と言ったりします。資生堂では美白効果がある化粧水や乳液のブランド名が「エリクシール」となっていて、そこには不老不死の錬金術薬にあやかったと勘ぐれます。また、そこから「ファイナルファンタジー」といった人気ゲームにおいては体力と魔力を全回復させる特別アイテムであり、ギター愛好者にとってはこれまた特別コーティングが施された弦の名称であり、製造するブランド名でもあります。

エリクサーの由来

「エリクサー」の由来はアメリカ人作家・アイザック・アシモフ氏が1967年に著書「化学の歴史」で用いたのが始まりとされています。

エリクサーの文章・例文

例文1.頭と腰が年中痛いのも、エリクサーを飲めば一発で治るはずだがそんなものは存在しない。
例文2.せっかくパーティーの仲間をエリクサーで回復させたのに、さっそく裏切られてしまってもうオンラインRPGは止めようかと思う。
例文3.ギターの弦が切れたので、小遣いを貯めた貯金を使ってエリクサーの弦を買ってみるつもりだ。
例文4.ヨーロッパの昔ながらの金持ちの家には秘伝のエリクサーが地下倉庫などに隠されている。
例文5.エリクサーはとても貴重であるが故に、もったいなくて使えないものを「エリクサー症候群」や「ラストエリクサー症候群」と言う。
「エリクサー」を使った例文となります。

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エリクサーの会話例

  • 連日の残業残業の連続で、今日は体調がボロボロだよ。

  • ちょっと大丈夫ですか? こんな時はエリクサーがあれば便利なのに…。

  • いや大丈夫。たしかカロリーメイトがまだ机に入っていたはずだから、これさえあれば今日は何とか乗り切れるよ。

  • 先輩にとってはカロリーメイトがエリクサー代わりなんですね。

仕事の疲れで体力の限界を迎えそうな職場の先輩を心配する後輩という内容です。

エリクサーの類義語

「エリクサー」の類義語には「エリキシル剤」「特効薬」「秘薬」「良薬」「ギター弦」「ワウンド弦」「ステンレス弦」などの言葉が挙げられます。

エリクサーの対義語

「エリクサー」の対義語には「ポイズン」「毒」「毒薬」「有毒」「ノンコーティング弦」などの言葉が挙げられます。

エリクサーまとめ

ヨーロッパなどで古代から伝わる秘密の万能薬が「エリクサー」です。そこから仲間と協力して悪を倒すようなゲームで体力を回復させるアイテム名や、或いはギター弦やそのブランド名でも「エリクサー」となっています。広く一般的には特に女性が好む化粧品や美容品などの一つとして「エリクサー」が認知されています。

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