エレジー (elegy)
映画やドラマで活躍を続けている菅田将暉さんの代表曲に「さよならエレジー」がありますよね。皆さんはこの「エレジー」という意味を知っていますか?あんまりご存知でない人が多いかと思います。今回はたまに耳にするけどよくは知らない、でもちょっと気になる「エレジー」について解説していきます。
エレジーの意味とは
「エレジー」とは、悲歌や哀歌などの悲しみを歌った曲のことを指します。
エレジーの由来
エレジーの語源は、ギリシャ語の「エレゴス」にあ理、元々は古代ギリシアのエレゲイア(elegeia)で、ある種の韻律、さらに死を哀悼する詩を指していました。その後、エレジーは古典時、英語詩、文学、クラシック音楽、近代音楽、映画、絵画など様々な芸術分野で使われるようになりました。
エレジーの文章・例文
例文1.古典詩のエレジーは、2つの行から成る連句であった。
例文2.イングランドの詩人、トマス・グレイはエレジーという言葉を孤独と哀悼の詩に用いた。
例文3.イギリスのロマン派詩人であるサミュエル・テイラー・コールリッジは、エレジーは「思索にふける精神にもっとも自然な」形であり、詩人自らが思索できるなら、どのようなテーマでも構わないと主張した。
例文4.文学に見られるエレジーは、古英語詩「さすらう者」がある。
例文5.近現代の音楽におけるエレジーは、形式的に規制された作品ではなく、どちらかといえば幻想曲の小品の特徴を持っている。
それぞれの芸術分野における「エレジー」です。
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エレジーの会話例
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最近、菅田将暉の「さよならエレジー」ばっか聞いているんだよな。
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私の周りの人も聞いているんだけど、そんなに良いの?
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なんか切ない歌声で、胸に響くんだよな。胸に。
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まさにエレジーね。
「エレジー」とは日本語訳で「哀歌」や「悲歌」に訳されます。
エレジーの類義語
「エレジー」の類義語には「哀歌」や「悲歌」、「挽歌」などが挙げられます。
エレジーまとめ
「エレジー」は、菅田将暉さんの「さよならエレジー」でも有名ですが、平井堅さんの「哀歌(エレジー)」という曲にも使われていますね。こちらは分かりやすく「哀歌」という漢字を書き、「エレジー」と読みます。その他にも映画や本のタイトルにもよく使われています。
どうでしたか?今回は「エレジー」について説明しました。エレジーという言葉の意味が分かると、曲や本などの作品に対する理解もまた深まっていくのではないでしょうか。