「エンバーミング」の使い方や意味、例文や類義語を徹底解説!

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エンバーミング(embalming)

愛おしい人が突然亡くなったとき、頭の中が真っ白になることもあります。そのときが来たときに慌てないためにも、ゆとりのあるときに、お別れの儀式について正しい知識をもっておきたいもの。エンバーミングは大切な方を在りし日のお姿に近づける、大切な儀式です。エンバーミングの内容について、おさらいしていきましょう。

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エンバーミングの意味とは

エンバーミングの意味とは、亡くなった方のご遺体を清めるための衛生的な処置のことです。日本語訳としては適当なのは「遺体衛生保全」という言葉になるでしょうか。適切な処置がおこなえる施設でエンバーミングを施してあげると、ご遺体を腐敗させずに美しい状態で保管することができます。殺菌力の高い布などでお体を清め、元気のない素顔に薄化粧や紅を施したりしてエンバーミングは進められます。エンバーミングをおこなうことによって、遺族の方の思いがあふれる健やかな葬儀を叶えることができます。

エンバーミングの由来

エンバーミングの概念は、アメリカから生まれたものです。英語表記は「embalming」となります。
事の発祥としては、南北戦争のとき負傷した兵隊を少しでも安らかな素顔で、家族のもとに返してあげたい…このような思いからエンバーミングの技術が生まれました。その後は疫病や感染症を防ぐ目的で、火葬をおこなわないアメリカやヨーロッパの国々を中心にエンバーミングのプロセスが習慣化していきました。現在では「ゆっくり葬儀をとりおこないたい」「安らかな素顔でお別れしたい」という遺族の意志を踏まえて、エンバーミングを扱っている日本の葬儀社も増えてきています。

エンバーミングの文章・例文

例文1.エンバーミングの基本料金は、約20万円でございます
例文2.亡き社長の意思を優先して、エンバーミングの処置をおこなった
例文3.エンバーミングの甲斐があり、非常に安らかな寝顔をされている
例文4.15時から、エンバーミングの処置を執りおこないます
例文5.とても暑い季節だったので、父の葬儀の時にはエンバーミングをお願いしました
日本の葬儀に馴染みつつあるエンバーミングですが、諸費用は約20万円かかります。ドライアイスの処置をほどこしたケースと比べやや高額となるため、メリットとデメリットをよく把握しておくことも大切です。

エンバーミングの類義語

エンバーミングは「EM」と簡略化されて呼ばれることもあります。また病院がおこなう方法として、エンバーミングの簡略版「エンゼルケア」がおこなわれる事もあります。

エンバーミングまとめ

亡きご遺体を、衛生的に処置する方法をエンバーミングといいます。古くはアメリカで考案された方法で、戦争で亡くなった兵士を家族の元に安らかに返すために生まれた方法です。最近では価値観も多様化し、エンバーミングを選ぶご家族も増えています。

「エンバーミングとは・日本遺体衛生保全協会」
上記サイトにて、日本遺体衛生保全協会がエンバーミングに関して詳しく解説しているので、見てみて下さい。

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