オウム真理教(おうむしんりきょう)
世界では様々な場所でテロ行為を行うような組織が存在していて、それによる被害を受けた人も多くいらっしゃいます。歴史的に名前が残っている事件としては、テログループであるアルカーイダが行なった「アメリカ同時多発テロ(9・11)」が挙げられます。そのほかにも市街地での銃撃テロや爆弾テロなど様々なテロ行為が行われてきました。日本において有名なのは「オウム真理教」の地下鉄サリン事件です。そこで「オウム真理教」に関して簡単に解説していきたいと思います。
オウム真理教の意味
オウム真理教とは、教祖「麻原彰晃」を筆頭とした宗教団体です。元々はヨーガを学ぶためのサークル団体でしたが、次第にエスカレートしていって会員から全財産をお布施という形で集めたり、麻原の頭髪や血液を製品として高額で販売するなどして教団を拡大させていきました。なぜこのようなことが可能だったかというと、教祖の麻原は空中浮遊などができる超能力者とされ崇められていたからです。
第39回の衆議院議員総選挙において真理教の惨敗がきっかけとなり、麻原に帰依しない者は「ポア」によって救済するという名目で過激な行為に走っていくようになりました。
以下はオウム真理教が起こした主要な事件とテロ行為になります。
・地下鉄サリン事件
・松本サリン事件
・坂本弁護士一家殺害事件
オウム真理教の由来
オウム真理教の「オウム」とは鳥のことではなく「AUM」の表記で、サンスクリット語もしくはパーリ語の呪文を表しています。これは「ア・ウ・ム」の3文字に分解することができ、それぞれ「創造・維持・破壊」を意味しています。その意味は「すべては無常である」というものになります。
オウム真理教の文章・例文
例文1.オウム真理教が行ったことは許されることではない
例文2.オウム真理教は怖い団体だ
例文3.私の親族はオウム真理教のテロ行為の犠牲になった
例文4.オウム真理教はテロ集団だ
例文5.オウム真理教のような集団は2度と現れて欲しくない
実際にオウム真理教が実行したテロ行為の数は多くはありませんが、規模が大きかったために多くの人が犠牲になりました。
- [adsmiddle_left]
- [adsmiddle_right]
オウム真理教の会話例
-
オウム真理教の事件からもう20年以上も経ったのか。
-
私たちがまだ子供のころだったよね。
当時はよくわからなかったけど。 -
大人になってみると、すごい事件だったんだなってよくわかるね。
-
こういうことが少しでもなくなる世の中になってほしいね。
実際の被害にあっていなくても、会話例のように感じる方は多いと思います。
オウム真理教の類義語
元は宗教団体であったオウム真理教ですが、その過激な行為によりテロリスト集団という認識をされるようになりました。世界には「アルカーイダ」や「武装イスラム集団」や「ターリバーン」といったテロ組織と認識されている団体が数多く存在しております。
オウム真理教まとめ
オウム真理教に関して簡単に解説してきました。オウム真理教のようなテロ集団に関して詳しく知ってみたい方は、いろいろ調べてみるのもいいでしょう。