オクシロモン(Oxylomon)
オクシロモンという言葉を聞いたことはないでしょうか。あまり馴染みがない言葉かと思いますので、このオクシロモンがなにを意味している言葉なのかわからないという方の方が多いでしょう。もしかしたら生き物やものの名前かもしれないと何かの姿を想像する方もいるかも知れません。
今回はその「オクシロモン」について解説をしていきたいと思います。
オクシロモンの意味
例えば「無慈悲な親切」や「ゆっくり急いで」など全く両立しない言葉を並べて言い回しに効果を与える修辞法のことをオクシロモンといいます。
オクシロモンの由来
英語では「Oxylomon」と書きますが、由来となったのはギリシア語で「oxys(鋭い)」と「mōros(愚かな)」を合わせた言葉から生まれたのが「Oxylomon」となり、上記で記した意味の通り矛盾する言葉をわざと連結する修辞法のことをオクシロモンと呼ぶようになりました。
オクシロモンの文章・例文
例文1.ゆっくり急げや熱い雪などの言葉がオクシロモンである
例文2.オクシロモンとは修辞法のことだ
例文3.修辞法だけでなく撞着語法もオクシロモンと同じ意味だ
例文4.よく若い人が言う普通にすごいと言う言葉もオクシロモンである
例文5.オクシロモンを使うと言葉が強調される
オクシロモンを使った例文はこのようになります。
- [adsmiddle_left]
- [adsmiddle_right]
オクシロモンの会話例
-
オクシロモンって聞いたことある?
-
オクシモロンって言うカレー屋さんならよく行くけどそれじゃないの?
-
違うよ、明るい闇とかみたいに矛盾した言葉を並べて使う言葉だよ。撞着語法とか修辞法っていうらしい
-
あ、女子高生とか普通にすごいとか言うやつ?なんか変だと思ってたけど間違ってるわけじゃないんだね
オクシロモンの説明をする会話になります。
オクシロモンの類義語
オクシロモンの類義語には「修辞法」や「撞着語法」などが挙げられます。
オクシロモンまとめ
いかがでしたか。小説や何気ない会話の中でこうした矛盾した言葉を並べて使っているところを見たことはあるかと思います。このオクシロモンを知らないと変な感じがしますが、こういった技法があると知れば納得のいく言葉になっていきます、しっかりと覚えておきましょう。