オブセッション(Obsession)
美術のテーマになっていたり、ホラーゲームなどである条件を満たしてしまうとオブセッションのマークがついたりしませんか。なんとなく、怖い感じなんだろうという雰囲気は伝わりますが、実際はどのような意味なのか皆さんは知っていますか?今回はそのオブセッションという言葉について解説していきます。
オブセッションの意味
不合理と思っていながら考えや感情が浮かび不安なほど気がかりになってしまう、精神的な乱れを意味しています。妄想や固定観念、強迫観念を持っている人を指します。
物や人に病的で脅迫的に執着することもオブセッションと言います。
オブセッションの由来
昔は、妄想や強迫観念にかられ不安をもち取り乱す人は悪魔や悪霊に取り憑かれていると言われており、「憑依されている」という意味を持っていましたが。医学が発達し、精神医学、心理学的な精神の乱れとわかり、現在では取り憑かれているわけではなく固定観念や脅迫観念を持つ精神的に不安定な人を指すようになりました。
それも次第に美術のテーマ、作品となり、その精神状態を美しい作品として昇華し「オブセッッションアート」として表現され世にでるようになりました。
オブセッションの文章・例文
例文1.妹はオブセッションにクラスの男子を想っている
例文2.ホラーゲームをやっていたらオブセッション状態になってしまい動けなくなった
例文3.彼は寝ても冷めてもオブセッションなことしか考えられない
例文4.相手の攻撃があたり僕のキャラクターがオブセッションモードになりふりになってしまった
例文5.来週から授業でオブセッションアートの制作に入る
ゲームの状態異常のことを指している場合が多いのでオブセッションという言葉はなかなか日常会話では使わないかと思います。
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オブセッションの会話例
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最近ハマってる僕の好きなYouTuberの実況ほんとおすすめだから見て欲しい!
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前に話してた人?どんな実況動画あげてるの?
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ホラーゲームがメインだよ!
昨日あげてたやつで、敵との戦闘シーンで負けそうになるとキャラにオブセッション状態のマークがついて動きが鈍くなるはずなのに不利な状況でも勝っちゃうっていうゲームの上手さに鳥肌が立ったね! -
へぇ、どうやって勝つのか気になるわ、ちょっと帰ったら見てみようかな。
気恐などのオブセッション状態でも強いゲーム実況者について熱く語る男性とそれを聞いて興味を持つ女性の会話になります。
オブセッションの類義語
オブセッションは日本ではゲームの状態、アートなどで使われる言葉になりますので「恐怖観念」や「強迫観念」「執着」などで言い換えて使われることが多いかと思われます。
オブセッションまとめ
日常会話では別の言葉に言い換えられることが多いのであまりオブセッションという言葉は使わないかと思いますが、今回の解説を見て、ゲームや美術を見る際に強迫観念や恐怖、執着しているという意味であるとわかるかと思います。意味を知っているのと知らないのとではおそらく見方や感じ方が変わってくるのではないでしょうか。