オールブラックス(All Blacks、New Zealand national rugby union team)
ラグビーW杯が日本で大盛り上がりとなっていますが、「オールブラックス」と呼ばれるチームをご存知ですか? ラグビー界における最強チームという称号だけでなく、歴史上最も成功したスポーツチームと呼ばれるとんでもない存在が「オールブラックス」こと”ニュージーランド代表”です。では、なぜそんな異名で呼ばれるようになったのか、その背景も含めて解説となります。
この記事の目次
オールブラックスの意味とは
「オールブラックス」の意味は以下の通りとなります。
(1)ラグビーにおける(男子)ニュージーランド代表の愛称が「オールブラックス」。
(2)ラグビーW杯で史上最多の3回の優勝、同様の大会である”ザ・ラグビーチャンピオンシップ”や”コモンウェルスゲームズ”等々でも史上最多の優勝回数を誇る伝説の代表チーム。
(3)ニュージーランドの総人口は約450万と圧倒的な小国でありながら、代表が発足されてから約120年間での勝率は驚異の75%を誇り、世界大会での圧倒的な優勝回数からいつしか”ラグビー王国”と呼ばれるだけでなく、世界のスポーツチームで最も成功したと評価され、それを称えてチームカラーの黒いユニフォームやジャージ姿から「オールブラックス」と呼ばれる。
世界の三大スポーツイベントは、サッカーW杯と夏季五輪、そしてもう一つがラグビーW杯です。そのラグビーW杯で毎回優勝候補の筆頭となるのが、「オールブラックス」こと”ニュージーランド代表”です。通常はチームスポーツの場合は人口が多い国の方が有利ですし、いくら実力ある選手を揃えても何年もしないで入れ替え時期が迫るので、長期間に渡りレベル高いチームを持続させるのは不可能です。その不可能を実現させている唯一のチームが「オールブラックス」です。他のラグビー強国に対しても、対戦成績の勝率は群を抜いて高いです。また試合前に出陣の儀式として「ハカ」という伝統的なパフォーマンスを選手全員が披露するのも、会場を盛り上げる役目を担っている。
オールブラックスの由来
「オールブラックス」の由来は前述したユニフォームやジャージの色が黒いからですが、他にも諸説が入り乱れています。有名なのは、1905年のイギリス遠征で、「オールバックス」(all backs)とするのを「オールブラックス」(all blacks)と間違えたのが始まりとされています。しかし、この時期には全身黒のユニフォームを着用し、そこから呼ばれたという説もあるので、真相は不明です。
オールブラックスの文章・例文
例文1.ラグビーに興味がない彼女も、オールブラックスの精悍で力強さには魅かれるようだ。
例文2.オールブラックスを例えるならサッカーのブラジル代表とイングランド代表とフランス代表などを合わせたぐらい凄いと、思わず力説してしまった。
例文3.オールブラックスの試合は、会場も熱気が段違いなのでそこだけでも面白い。
例文4.オールブラックスを観ていると、スポーツはやっぱり素晴らしいと再確認できる。
例文5.オールブラックスは知っているが、選手個人となると実は誰も知らない。そこが、サッカーやテニスなどのスポーツのと差でもある。
「オールブラックス」の素晴らしさを説明する例文となります。
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オールブラックスの会話例
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ラグビーW杯が盛り上がっているよね。
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日本開催だからね。ところで、日本以外でどこを応援しているの?
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それは優勝候補のオールブラックスことニュージーランド代表だよ。試合は面白いし、絶対に注目するべきだよ!
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ニュージーランド代表ね。じゃあ、私も今度の試合はテレビ観戦してみるね。
「オールブラックス」を熱く語る男性と、その魅力に嵌まりそうな女性の会話です。
オールブラックスの類義語
「オールブラックス」の類義語には、日本代表の愛称「ブレイブ・ブロッサムズ」やオーストラリア代表の愛称「ワラビーズ」などの言葉が挙げられます。
オールブラックスまとめ
「オールブラックス」はラグビーのニュージーランド代表の愛称ですが、そこには史上最強のチーム、歴代チームスポーツで最も成功したチームなどの意味も込められています。ですから、敬意を払う意味も込めて、彼らを「オールブラックス」と呼ぶのです。スポーツの歴史上、こんなに長期間も最強の座を守り続けているチームや代表は存在しないので、特別な存在であるのは間違いありません。