カワボ(かわぼ)
「カワボ」とは「アニメの女性キャラのような”可愛らしい声(ボイス)”の略語」です。声を聞くだけで感情判断が出来ると言われるほど、人の声とは非常に特別なものだそうで、そこに注目をするアニメファンやオタクとは着眼点が鋭いのでしょう。だから共感する人の多さから声優が人気となったり、動画配信でも如何にして「カワボ」になるか拘るのです。
カワボの意味とは
「カワボ」の意味は以下の通りとなります。
(1)「可愛いボイス」の略語で、アニメの女性キャラのような可愛い声や可愛らしい声の事。
(2)配信やネット用語で、男性のイケメンボイスの略語である「イケボ」の女性版の声。
「カワボ」は「可愛いボイス」の略語で、端的に言えばアニメの女性キャラのような如何にも照れ臭そうに話す声です。往年の女性アイドルのような声とも受け取れますが、その萌えているような「ロリ声」や「アニメ声」が、男性アニメオタクだけでなく女性からも人気を得ています。理由にはアニメや声優人気もありますが、YouTuberやVTuberなどが顔出しをしないで声だけというパターンも多く、必然的に「カワボ」の方が注目を集めるからです。因みに厳密には「萌え声」は年下や妹のような声、「ロリ声」は幼い少女や舌足らずな声となり、可愛い声である「カワボ」とは微妙な違いがあります。
カワボの由来
「カワボ」は2000年代に入ってから少しずつ浸透をした言葉です。当初は「萌え声」などの方が普及していて、その後イケメンボイスが人気になると、2018年頃から女性版として「カワボ」も急速に広まっていきます。
カワボの文章・例文
例文1.夜中にカワボを聴いてゾクゾクしてから寝るようになってからは、毎日快眠で仕事中も疲れ知らずになった。
例文2.気のせいか天気予報の気象予報士の声まで、カワボやイケボに聞こえてくるのはノイローゼなのだろうか。
例文3.プーチンが凄みを利かせてカワボを出せば、ルーブルを世界中のアニメオタクが買い占め急騰する事態が起こるかも知れない。
例文4.アニメファンとは外見は美少女で、さらに可愛い声までを求めるのだからそれは結婚などは縁遠くなるだろう。
例文5.婆さんに言わせると、演歌歌手のこぶしを効かせた歌声がカワボで仕方がないそうだ。
「カワボ」を使った例文となります。
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カワボの会話例
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駅前のコンビニ寄ったら、店員がカワボでラッキーだったよ。
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普通の声だけど、意識していたからカワボに聞こえたんじゃないの?
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いやいや、もう完全に100%のカワボだよ。多分、将来は声優を目指しているね。
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はいはい。分かったから早く仕事をしてね。
コンビニ店員が「カワボ」だったと喜ぶ職場の男性と同僚女性のやり取りです。
カワボの類義語
「カワボ」の類義語には、「萌え声」「ベルベットボイス」「ロリボ」などの言葉が挙げられます。
カワボの対義語
「カワボ」の対義語には、「イケボ」「ショタボ」などの言葉が挙げられます。
カワボまとめ
「カワボ」は可愛い声という意味で、声優がアニメの美少女キャラなどで出す独特な声の事です。昨今の声優ブームやそもそも人の声には少なからず性的アピールがあるので、それが現在の「カワボ」や「イケボ」の人気に繋がったようです。