「クレド」の使い方や意味、例文や類義語を徹底解説!

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クレド(credo)

マネージメントなど人材育成の分野で仕事をしていると、ときに聞きなれない言葉と遭遇することもあります。「クレド」というビジネス用語も、最近よく耳にする言葉のひとつ。企業発展に欠かせない重要なキーワードですが、クレドにはどのような意味があるのでしょうか。言葉の泉を探しに出かけてみましょう。

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クレドの意味とは

クレド【credo】とは、会社のスタッフが心がける信念・信条・基本的な理念のことをあらわしています。会社としての指針・目標をクリアにしておくことによって、スタッフ1人1人が企業倫理を知ることができ、組織としてのコンプライアンス遵守をはかることができます。小さなミスが命取りになる時代、社会の情勢に照らし合わせて節度ある行動をとることがクレドの大きな意義です。

クレドの由来

クレドは志などの意味があるラテン語です。1940年代アメリカの大手医薬品会社によって、クレドのアイデアが生まれました。当時こちらの企業では、何者かが毒を入れたことにより風評被害が過熱。勢いのあった売り上げが、大きく減少していました。事態を重く見た当時の社長が「あるまじき時期こそ、お客さまの安全が第一だ」とするクレドの声明文を全スタッフに配布。スタッフのキメ細やかな対応により、企業ブランドはなだらかに回復したそうです。この一件からそののち明るみに出たのが、クレドの大切さ。クレドの精神はガバナンス統治に悩む日本企業に、大きな一石を投じています。

クレドの文章・例文

例文1.事態を重く受け止め、改めてクレドが考案された
例文2.不確かな時代だからこそ、クレドは多くの企業にとって大切なのです
例文3.売り上げを上げたいのは分かりますが、クレドに則って正しい行動をしてください
例文4.新しいクレドの導入により、社内のモチベーションが格段に飛躍した
例文5.来週から新人研修が始まる、クレドの資料を準備しておくように
スタッフの意識改革や、コンプライアンスの遵守をはかることができるクレド。正しく用いることによって、組織の力を大きく高めることができます。

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クレドの会話例

  • この仕事を完遂させるには、先方の意見を無視しなければならない。だが、そうすれば…

  • あまりクレドに違反する行為は、すべきではないと思います。

  • であれば、この仕事をどうやって乗り越えろというんだ?

  • クレドに則って、お客様第一に考える商品を考えていきましょう。

クレドという言葉自体はなじみのないものかもしれませんが、この言葉の意味を知れば重要性がわかると思います。

クレドの類義語

クレドの類義語として「コンプライアンス」があります。コンプライアンスとは企業が法律やルールに則り正しいおこないをするということ。不祥事があちこちで叫ばれる今、仕事と何なのか、改めてそれぞれの企業が自分の立ち位置を深く知る時期にきています。

クレドまとめ

クレドはラテン語から生まれた言葉で、企業の信条や理念をあらわすものです。具体的な指針をトップが示すことにより、下にいるスタッフは正しい行動を取ることができます。SNSの浸透により、小さなミスが命取りになってしまう時代。つまらない不祥事で会社の未来を押しつぶしてしまわないためにも、今改めてクレドの重要性が問われています。

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