「クロテッドクリーム」の使い方や意味、例文や類義語を徹底解説!

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クロテッドクリーム(Clotted Cream)

「クロテッドクリーム」とは「イギリスの伝統的お菓子のスコーンに添えて食べる牛乳の乳脂肪分で作るさらりとした食感の甘いクリーム」です。イギリスでは現在も「アフタヌーンティー」という紅茶を飲む文化が残っていて、そこではお茶のお供にスコーンなどのお菓子が出されるのが定番です。そのスコーンに付けるクリーム状のジャム的な感覚となるものが「クロテッドクリーム」です。

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クロテッドクリームの意味とは

「クロテッドクリーム」の意味は以下の通りとなります。
 (1)スコーンなどに添えて食べる乳脂肪分60〜70%の固形状をしたさらりとしたクリーム。
 (2)イギリス発祥の伝統的乳製品で食感はバターと生クリームの中間になり、お茶菓子のスコーンなどに添えて食べる。
”クロテッド”は英語「clotted」から「凝固させた」「固形状」、”クリーム”は「牛乳から取れるどろっとした脂肪質」で、直訳すると「固形状クリーム」ですが、一般的にはイギリス発祥のお菓子・スコーンなどに添えて食べる伝統的クリームが「クロテッドクリーム」です。「クロテッドクリーム」は牛乳から作られ、乳脂肪分をバターと生クリームの中間となる60〜70%にした事であっさりした食感が楽しめます。イギリスは昔から紅茶文化の国として、お昼と夕ご飯の間の午後4時頃にスコーンやケーキやサンドウィッチなどを紅茶と一緒に飲み食いします。因みにスコーンとは伝統的なお茶菓子の薄力粉(小麦粉)を材料とした小さなケーキで、味を引き立たせる為に甘い「クロテッドクリーム」を老若男女に関わらず付けて食べるのが習慣です。

クロテッドクリームの由来

「クロテッドクリーム」の発祥はイギリス南西部に位置するデボン州やコーンウォール州です。一説によると11世紀にはスコーンと一緒に食べられていて、当初は酪農家が廃棄物となる牛乳を減らす苦肉の策として誕生したのが始まりと言われています。

クロテッドクリームの文章・例文

例文1.仕事の疲れもたっぷり溜まっているがクロテッドクリームが心と体を癒してくれる。
例文2.顔面にクロテッドクリームを塗りたくって、政治から時事問題を一刀両断する「クリームマン」としてYouTuberになろうとしていた矢先、妻と娘が家を出ていってしまった。
例文3.どうも痩せないと思っていたら、毎日クロテッドクリームをたらふく食べていた事実を無視していたからと気が付いた。
例文4.イギリスで食べたクロテッドクリームよりも、日本のスーパーで購入した品の方が美味しい。
例文5.コーヒーには砂糖の代わりにクロテッドクリームを入れると、また格別の美味しさが楽しめる。
「クロテッドクリーム」を使った例文となります。

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クロテッドクリームの会話例

  • いつかは憧れの地イギリスで、本場のクロテッドクリームを食べてみたい。それが冴えない50代の俺の小さな…、これ以上を言わせるなよ。

  • 何でしたっけ。テムズ川のほとりで夕日を眺めながらクロテッドクリームを食べるのが夢なんですよね?

  • そうそう。でも、出不精の俺だから一生叶わないと思うよ。

  • そんな事を言わず、貯金もあるんだから、来月あたりぶらっとイギリス旅行に行ったらどうですか?

イギリスへの旅行を夢見る中年男性を後押しする女性という内容です。

クロテッドクリームの類義語

「クロテッドクリーム」の類義語には、「生クリーム」「フレッシュクリーム」「サワークリーム」「ホイップクリーム」「パントリークリーム」などの言葉が挙げられます。

クロテッドクリームまとめ

「クロテッドクリーム」はイギリスの伝統的な紅茶文化に必要不可欠なスコーンのお供となる甘いクリームです。原材料の牛乳を乳脂肪分60%程度にするとあっさりとした食感のクリームになるので、それが長年に渡り大勢のイギリス国民から愛される所以ではないでしょうか。

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