コフレ(Coffret)
「コフレ」とは「化粧水やファンデーションや口紅など様々な種類が入った化粧品セット」です。女性にとっては衣食住と同等かそれ以上の価値があると言っても過言ではないのが化粧品ですよね。しかし、化粧品とは良いものほど価格が高い傾向なので財布に優しくないのも事実です。だからセット販売である「コフレ」はお得である事から人気を集めています。
コフレの意味とは
「コフレ」の意味は以下の通りとなります。
(1)フランス語「coffret」の直訳「宝石を入れる小箱」や「化粧箱」から、美容業界における小箱などに詰めてまとめて販売する「化粧品セット」の名称。
(2)化粧品のまとめ販売セットの事で「スキンケアコフレ」や「メイクアップコフレ」などの総称。
「コフレ」はフランス語「coffret」(英語も同じ)の直訳「宝石を入れる小箱」や「化粧箱」からそのままの意味で使っても問題ありませんが、通常は美容業界の専門用語で小箱などに様々な種類を入れた「化粧品セット」となります。これは各メーカーが力を入れた主力化粧品セット的なところがあり、例えば「クリスマスコフレ」「スキンケアコフレ」「メイクアップコフレ」といった形になります。中身はそれぞれ微妙に違って「スキンケアコフレ」は化粧水・乳液・美容液など、「メイクアップコフレ」ならファンデーション・アイシャドウ・リップといったものが含まれ、単一で購入するよりも価格がお得だったり小箱がオシャレな事から女性には大人気となっています。さらに「クリスマスコフレ」など季節やイベント限定のセットもあり、女性からすると種類豊富で嬉しい反面でどれを購入するか非常に悩ましい問題となってしまいます。
コフレの由来
「コフレ」である化粧品セットが日本に初めて登場したのは「資生堂」が1960年に発売したブランド「クレ・ド・ポー ボーテ」の「クレ・ド・ポー ボーテ ギフトセット」です。これが画期的だと人気となったのを受けて、ライバルである「コーセー」は1965年にブランド「コスメデコルテ」から「コスメデコルテ ギフトセット」を発売しました。その後、バブル期などを経て海外ブランドも日本市場に入ってきて、1990年代になると「クリスマス」などのイベント限定「コフレセット」も登場をしていきます。
コフレの文章・例文
例文1.彼女にホテルで高級ブランドの某コフレセットをプレゼントしたら、その数分後に輩たちが部屋へ押しかけてきて、その瞬間美人局に騙されたと気付いたが時は既に遅しだった。
例文2.引き籠りの姉はどこにも出掛けないのに、コフレセットを購入するのは止められない。
例文3.北朝鮮やロシア美女にコフレをプレゼントしたら、国家転覆も可能な危険すぎるマル秘情報をゲットできそうだ。
例文4.給料やボーナスの殆どをコフレ購入に費やし、今日もクレジット明細を見ながら頭を抱える。
例文5.芸能人などはコフレセットをいつもスポンサーからプレゼントされるのだから、羨ましいものだ。
「コフレ」を使った例文となります。
- [adsmiddle_left]
- [adsmiddle_right]
コフレの会話例
-
えー、もしかしてまた買ったの化粧品?
-
今回はコフレセットだから、お得なの!
-
お得って言っても、テーブルの上を見てみなよ。ぜーんぶ、化粧品で占拠されているんだよ。
-
だから片付けるわよ。って言うか、あなたがやりなさいよヒモ男。
しっかり者のヒモ男とその彼女の会話です。
コフレの類義語
「コフレ」の類義語には「化粧品セット」「夏コフメ」「冬コフレ」「コスメセット」「コフレット」「メイクセット」「メイクアイテムセット」などの言葉が挙げられます。
コフレの対義語
「コフレ」の対義語はありません。補足として「セット販売」の対義語は「単品」「バラ売り」、「厚化粧」の対義語は「薄化粧」となります。
コフレまとめ
以上が木箱などに入れた化粧品セット「コフレ」についての解説でした。有名ブランドの化粧品は単品購入するとどうしても高くなってしまうので、それならセットである「コフレ」を選択する方がコスパ的にもお得となります。しかし、限定セットが多いので購入する際には注意しないと売り切れになってしまいます。