コンペティター(Competitor)
最近は使われる様になった「コンペティター」ですが、一般感覚ではまだ限定的という感じではないでしょうか? ある特定の業種や業界だけでは、世間に浸透しているとは言い難いものです。それだけに、今後はさらに広がる可能性を秘めているとも理解できます。「コンペティター」はその意味からしても日本でも受け入れやすく、ゲームやスマホなどで使われれば若い世代にも一気に日常のカタカナ語となりそうです。それでは、解説に入らせて頂きます。
コンペティターの意味とは
「コンペティター」の意味は以下の通りとなります。
(1)競争相手、商売敵、競争者、競合他社、ライバル、ライバル他社など。
(2)ビジネス用語では競合他社や競争相手、スポーツ用語では参加者や競技者や競争相手となる。
+(3)「コンペチター」とも言い同義となる。
端的に言うなら、仲間やチームメイトではない相手が「コンペティター」です。IT系や外資系企業では今では日常的に使われ、他にもスポーツ大会などでも割と普通に使用されています。意味は上記の通り競争相手や商売敵等々で、その状況に応じて意味合いは変化していきます。昔から使われるビジネス用語に「コンペティション」(Competition)を略した「コンペ」があり、これは今では誰もが知っている言葉です。発注元企業に提案をしたりするのが「コンペ」で、他にも「ゴルフコンペ」といった感じでも使われ、競争や大会といった意味合いです。この流れから、最近使われるのが「コンペティター」なのです。意味合いも似ていますが、「コンペ」は「プレゼン」的にも使われるのに対し、「コンペティター」はまだ略されず競争相手やライバルとして扱われています。
コンペティターの由来
「コンペティター」の由来は、残念ながら正確には不明です。ラテン語の「一緒に」を意味する「com」を使った「compete」は「競争する」という意味があるので、そこから派生したと推測できますが、憶測の域を出ていません。
コンペティターの文章・例文
例文1.今年の大会はコンペティターが例年よりも多く参加したので、俄然盛り上がりそうだ。
例文2.部長が新製品に躍起となり、コンペティターに売上で絶対負けないようにと、部下に気合を入れた。
例文3.コンペティターとの健全な競争が、市場原理の大前提である。
例文4.コンペティター(Competitor)にカンパニー(Company)とカスタマー(Customer)の3つの頭文字を取った「3C分析」がマーケティングの基本である。
例文5.コンペティターはビジネスやスポーツ分野で主に使われるカタカナ語である。
「コンペティター」の解説や仕事で使った場合の例文となります。
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コンペティターの会話例
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週末、サーフィンの大会に出場するんだって!
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そうなんです。こう見えても、実は女性サーフィン界ではちょっとした有名人なんですよ。
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そんな有名人に雑用を押し付けてばかりでごめんね。ところで、コンペティターはどれぐらいなの?
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今回は割と大きな大会なので、男女合わせてコンペティターは300人ぐらいです。
職場の同僚女性がサーフィンの大会に出場するという会話です。
コンペティターの類義語
「コンペティター」の類義語には、「ライバル」「対局者」「出席者」などの言葉が挙げられます。
コンペティターまとめ
「コンペティター」とは、ビジネスやスポーツで主に使われる専門用語で、競争相手・商売敵・参加者・ライバルなどの意味合いが込められています。要は同じ会社や仲間ではなく、競争する相手となる存在の事です。