サザエさん症候群(さざえさんしょうこうぐん)
労働者・学生問わずですが、休日最終日の夕方〜夜にかけて倦怠感見舞われたり、やる気が出ないという経験をしたことはありませんか?休日の期間が長ければ長いほど、次の日からの仕事や学校が嫌になってしまったりする方も多いのではないでしょうか。そうした状態を指して「サザエさん症候群」という言葉で表すことがあります。この言葉の意味について解説をしていきたいと思います。
この記事の目次
サザエさん症候群の意味とは
そもそもなぜサザエさんなのかと言うと、TVアニメ「サザエさん」の放送時間が日曜日の夕方の時間帯であり、一般的に土日祭日休みが多いため、サザエさん=休日の終わりと言う認識をする人が多くなったために言われるようになった日本における俗語になります。
サザエさん症候群の由来
TVアニメ「サザエさん」は放送開始から45年以上経ちますが、日曜日の18時半〜19時の固定枠で放送され続けているため、日曜夕方の代名詞になったとされています。中には日曜が固定の休日でない方もいますが、休日終わりの夕方には同じように倦怠感を覚える人もいるので、日曜休みでなくてもサザエさん症候群と呼んで問題ありません。
サザエさん症候群の文章・例文
例文1.また明日から仕事だと思うと体が怠い、サザエさん症候群だな
例文2.この倦怠感はサザエさん症候群だろう
例文3.サザエさん症候群にならないように、常に先の楽しいことを考えよう
例文4.君の倦怠感はサザエさん症候群じゃない?
例文5.最近サザエさん症候群という言葉をよく聞く
造語ではありますが、サザエさんが親しまれているだけに、使いやすい言葉ではありますね。
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サザエさん症候群の会話例
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また明日から仕事か。。。なんか体が怠い気がするな。。
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そんなのは気のせいだよ。
サザエさん症候群ってやつじゃない? -
きっとそうだろうね。
日曜日は毎週なっている気がするよ。 -
また次の休みのことを考えて頑張ろうよ。
言葉が言葉だけに、友人同士の会話や家族間の会話で用いられることが多いのではないでしょうか。
サザエさん症候群の類義語
日本では、「サザエさん症候群」という言葉で知られていますが、実は世界でも似たような現象とそれを表す言葉が存在していて、それは「ブルーマンデー(憂鬱な月曜日)」と呼ばれています。
サザエさん症候群まとめ
日本国民に長く親しまれているTVアニメであるサザエさんが、次の日からの仕事や学業の憂鬱さを表す代名詞になっているのは、少なからず皮肉っぽいですね。