サングリア(Sangria)
「サングリア」とは「ワインにレモンやオレンジなど旬の果物を浸けて甘味や果汁を増した飲みやすいお酒」です。日本でもワイン好きはとても多く、「ボジョレーヌーボー解禁日」はちょっとしたイベントのようになりますよね。そんな本格的なワイン好きから、アルコールが苦手な初心者や女性からも人気のワインが「サングリア」です。
サングリアの意味とは
「サングリア」の意味は以下の通りとなります。
(1)赤ワインにレモンなどの果物を浸けたり果汁を加えたお酒で、フレーバードワインの一種。
(2)スペイン発の赤ワインとフルーツで作られる飲みやすいフレーバードワインで、フルーツの甘味や炭酸などから飲みやすくアルコールに弱い人や女性などからも人気を得ている。
「サングリア」はスペイン発祥とされるワインの一種で、スペインだけでなくポルトガルや日本でも人気の高い飲み物です。基本としては赤ワインにオレンジやグレープフルーツやパインといったスペインで採れる果物を浸して風味や甘味をつけ、一晩や数日間寝かせると完成するので非常に簡単に作れるフレーバードワインの一種となります。最近は様々な材料による「サングリア」も定着をして、炭酸を入れたりレモン・バナナ・桃などの多様な果物を使ったり、或いは最初から果汁のみを入れたりブランデーを足すといった種類も登場をして、またアルコール度数は基本的に低いですが明確な設定はないので高い「サングリア」とする場合もあります。本場スペインの場合は庶民向けとして安いワインに手頃な果物で自家製「サングリア」にするケースが多いですが、日本同様に飲料メーカーが商品としても販売しているのでそれぐらい人々の生活に密着したアルコール飲料となっています。
サングリアの由来
「サングリア」は19世紀のスペインで作られ始め、当初は美味しくない失敗作となったワインをどうにか飲む方法としてフルーツを浸して甘味をさらに強くさせる方法として編み出されました。語源としては、「血」「血液」「血統」を意味するスペイン語の「Sangre」(サングレ)から「サングリア」になったそうです。
サングリアの文章・例文
例文1.底辺な人生を送り続けすっかり諦めているので、日本の将来は優秀なキャリアや上級国民に任せて朝から鬼ころしやサングリアを飲んで何もかも忘れる事で何とか生きている。
例文2.ゴールデンウィークに態々人混みの観光地に出向くよりも、家に籠って誰とも話さずにぶっ通しで目の前にあるサングリアを何本も空にする方が精神的に健康だ。
例文3.サングリアを1杯飲めば気分が落ち着き、2杯飲めば自分は無敵だと高揚感から気が大きくなり、3杯飲み終える頃には自分はどこにいてこれからどこへ向かっているのかという不安感に襲われる。
例文4.コンビニで安ワインとセルフ方式のアイスコーヒー容器と炭酸水を買えば、店を出て即で簡易サングリアを作れてしまう。
例文5.あれだけサングリアやビールが大好きだったのに、今は病院ベッドの上で天井を見つめる入院生活を送って、酒浸りの日々を後悔している。
「サングリア」を使った例文となります。
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サングリアの会話例
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誕生日プレゼントで何か欲しいものはある?
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えっ、何でもいいの? それならアップルウォッチのエルメスバージョンがいいなー。お願い、買ってよ。
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そんな高級品買えないよ。もっと実用的なもので…、楽しく飲めるお酒がいいんじゃない?
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それて、自分が欲しい物じゃないの。分かったわよ、サングリアでいいから。一緒に飲みましょう。
彼女への誕生日プレゼントという会話内容です。
サングリアの類義語
「サングリア」の類義語には「ブドウ酒」「果実酒」「スパークリングワイン」「スペインワイン」「シェリー」などの言葉が挙げられます。
サングリアの対義語
「サングリア」の対義語はありません。補足として「サングリア」を洋酒とするなら対義語は「日本酒」、アルコールとするなら対義語は「ノンアルコール」「アルコールフリー」「ソフトドリンク」などになります。
サングリアまとめ
赤ワインに果物を浸けて香りや甘味を強めたスペイン発祥のお酒が「サングリア」です。ヨーロッパや日本でも人気が高く、日本では飲料メーカー・キリンがそのままの商品名として発売をするほど定着をしています。甘味から飲みやすく、比較的にアルコール度数も低いので女性から好まれるのが特徴ではないでしょうか。