ショータイム(Show Time、Showtime)
「ショータイム」とは「メジャーリーガー・大谷翔平選手の名前である”翔”と”ショー”を引っ掛けて、活躍振りを大絶賛する愛称のような言葉」です。これまで日本のプロ野球からは何人もの一流選手がアメリカに渡りましたが、最も活躍をして愛される選手となったのが大谷選手です。打者と投手という二つの面で結果を出し続けるのはまるで漫画のようで、そこに真面目で好青年な外見の印象もあって日米の老若男女を問わずヒーローやスターとして愛されています。そんな大谷選手を体現する「ショータイム」の解説となります。
ショータイムの意味とは
「ショータイム」の意味は以下の通りとなります。
(1)ショーが始まる時間。何かが始まる時間。娯楽が始まる時間。
(2)メジャーリーグのロサンゼルス・エンゼルス(エンジェルス)で大活躍をする大谷翔平選手を表す絶賛フレーズで、名前の”翔”と”Show”、”谷”と”time”を引っ掛けて試合中の活躍振りを放送中のアナウンサーが発したり、試合後の紙面やネットニュースなどでも登場する愛称のような言葉。
(3)「ショウタイム」も同義。
投手だけでなく打者としてもメジャーリーグで圧倒的な活躍を見せる大谷翔平選手の登場によって、「ショータイム」という言葉の概念さえも変化を見せています。と言うのは、元々は「ショーが始まる時間」といった娯楽を表す言葉で、特に日本では芸能用語的な側面から演歌歌手がこれから歌を歌ったり役者や芸人などが舞台で客を前にして演技や芸を披露するのを「ショータイム」(ショウタイム)と呼んでいました。それは歌や芸が始まる際に司会者が「イッツ、ショータイム」(it's show time)と宣誓のように客を煽るのは万国共通と言っても過言ではなく、長い間お約束となっていたのです。しかし、大谷選手が連日活躍をするようになると、そんな常識が覆ってしまったのです。今では「ショータイム」と言えば「翔(平)の時間」となり大谷選手を表す愛称で、どんなバッティングやピッチングで活躍を見せて観客を楽しませるのかと興奮を煽ったり、或いは実際に活躍した事を伝えるニュースなどで使う名フレーズや合言葉になったのです。ですから、当然ながら2021年の「新語・流行語大賞」にノミネートされ、大谷選手を象徴する日米共通のキーワードと言っても過言ではありません。
ショータイムの由来
メジャーリーグでは有名選手や活躍する選手にニックネームを付けるのが伝統ですが、チームメイトのマイク・トラウト選手が大谷選手に対して「ショータイム」(Showを名前のSho(翔)にして「Sho Time」)と引っ掛けて発したのが最初とされています。
ショータイムの文章・例文
例文1.これからショータイムが始まるが、一体どんなホームランを打ってくれるのか楽しみだ。
例文2.大谷選手のショータイムが日米を轟かせているが、スコットランドでは我らの希望・古橋選手が大活躍をしているのをまったく報じない日本の報道番組は糞以下だ。
例文3.ショータイムと聞いてエミネムを連想するのは凡人で、通なら無理やりゾンビーズや「エド・サリヴァン・ショー」当たりを連想するものだ。
例文4.ショータイムは万国共通だが、ワイドショー的な番組は日本が主流でアメリカには存在すらしないようだ。
例文5.殺人鬼が主人公の稚拙な小説や映画では、大抵で人殺しの前に笑いながら「ショータイム」と発してから行動を始めるが、あの使い古したワンパターンは何とかならないのか。
大谷選手とそれ以外でも「ショータイム」を使った例文です。
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ショータイムの会話例
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もう試合が始まっているって。早くチャンネルを変えて。
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もう、今韓流ドラマがいいところだったのに。そんなに好きなら、早く起きればいいのに。
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そう言うなって。どれどれ、今日の大谷はバッティングだけか。また2本ぐらいホームランを打ってショータイムと絶賛されそうだな。
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ねえ、一体何時に試合終わるの。私は大谷よりも、韓国イケメン俳優のドラマショーの方が気になるんだけど。ねえってば。
大谷ファンの夫と韓流ドラマ好きの妻の会話となります。
ショータイムの類義語
「ショータイム」の類義語には、同じく大谷選手を表す言葉として「リアル二刀流」「二刀流」などが挙げられます。
ショータイムまとめ
「ショータイム」は2021年に最も活躍したスポーツ選手でもあるメジャーリーグの大谷翔平選手を称賛する愛称のような言葉です。”ショー”と”翔”を引っ掛けて、「大谷選手が活躍する時間」といった解釈が可能な最大限の賛辞であり、それぐらい海を渡ったアメリカで一流選手として認められた証なのです。