シンポジウム(symposium)
ビジネスシーンで使われることが多いので「シンポジウム」という言葉を聞いたことがある方は少なくないのではないでしょうか。ですが、意味までわかっているという方は一体何人くらいいるのでしょう、よく聞くけど意味までは分からないという方のために今回はシンポジウムについて解説していきます。
シンポジウムの意味
一つの問題について数人の人が意見を発表し、それに対して専門家など関係者たちが質問して、発表者がその質問に答えるというような形で行われる研究発表会や討論会のこと言います。
現在では新聞社や企業、自治体、研究団体などが人を集めて開催し、シンポジウムが行われてたり、他にも小学校や中学校の授業や、介護・医療の研修でも理解を深める目的でこのシンポジウムを生徒同士で行なっているところもあります。
シンポジウムの由来
シンポジウムの語源は一緒に酒を飲むことを指す「sympinein」から派生した「饗宴(symposion)が由来とされています。
シンポジウムの文章・例文
例文1.介護の研修で認知症の人の気持ちについてグループで考えたことをシンポジウムの形式で発表しあい色々な発見があった
例文2.研究会でわかったことや研究内容を徴収を集めシンポジウムを行なった
例文3.会社内でシンポジウムを行い部署ごとに問題点の解決がきちんとできるように心掛けている
例文4.教え子が調べたことをシンポジウムの形式で発表するというので会場でたくさん質問してやった
例文5.シンポジウムを行うことでお互い理解を深めることができ、様々な見解を知るいい機会になる
シンポジウムを使った例文はこのようになります。
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シンポジウムの会話例
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今日は介護の研修で一つの議題に対してグループで話し合い、まとめたことを模造紙に書いて発表して質問に答えるっていうのをやったんだ
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シンポジウムってやつだね
質問に全部答えられるようにたくさん調べて用意しておかないといけないからどきっとするよね -
そうそう。でもちゃんと答えられたし、みんながどんな事に興味があるかとか同じ題材でも感じ替え方や感じ方が違うってことがわかってすごく勉強になったな
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ただ言い合う討論とはまた少し違う意見交換会みたいな感じだから進めやすいし、勉強になるんだよね。よかったね
研修でシンポジウムをした男性と報告を受ける女性の会話になります
シンポジウムの類義語
シンポジウムの類義語は、同じような意味を持つパネルディスカッション」、公演がメインになる「セミナー」や参加者が意見を交換し合い講師がそれをまとめる「ワークショップ」などが挙げられます。
シンポジウムまとめ
シンポジウムでは基本的にはその議題に対して専門的知識や理解がある人を招いて意見交換の場として設けられる場合が多いです。質問する側が専門家なので発表者にも深い理解や知識がなければ成立しない会になりますので実際に発表をする立場の人はものすごい緊張しそうですね。シンポジウムは発表だけでなく質疑応答も重要となりますので参加される際は遠慮なく質問するようにしましょう。