スパチャ(すぱちゃ)
YouTubeで動画やライブ配信を見ているとたびたび「スパチャ」という言葉が使われているのを耳にしませんか?聞いたことはあっても、意味を知らないという方も結構いるのではないでしょうか。今回はそんな「スパチャ」という言葉について詳しくご紹介をしていきたいと思います。
スパチャの意味とは
「スパチャ」とは、「スーパーチャット」の略で、YouTubeの動画やライブ配信時に投げ銭をすることでコメント欄(チャット欄)で自分のコメントやメッセージを目立たせる権利を購入し、クリエイターに見てもらいやすくするための機能のことを指します。
従来のYouTubeにも投げ銭機能は存在しましたが、スパチャ機能の導入により、以前よりも使いやすくなったと言われています。
スパチャの由来
「スパチャ」は、2017年にYouTube内で導入されて以来、現在も多くのクリエイターが利用しています。
2017年以前のYouTubeにも「視聴者ファンディング」という投げ銭機能が存在しましたが、これは単にクリエイターに対して投げ銭を行うだけでした。これに対しスパチャは、投げ銭をすることで自分のコメントやメッセージをコメント欄の上位に表示する権利がもらえるため、クリエイターに自分のコメントが見てもらいやすくなる利点があります。
スパチャは、投げる金額によってコメント欄の背景の色や文字の色、コメント欄の上位に自分のコメントが固定される時間などが変わり、1日に購入できる金額は50000円までと上限が決まっています。
もちろん、投げ入れた金額はクリエイターの収益となるため、クリエイターを応援するための手段としても使われています。
スパチャの文章・例文
例文1.超人気YouTuberのライブ配信でスパチャで5000円を送ったらコメントを読んでもらえた。
例文2.スパチャで最高金額の50000円を購入すると、自分のコメントがコメント欄上位に5時間固定される。
例文3.スパチャでコメント欄にコメントを固定するためには、最低でも500円以上の購入が必要だ。
例文4.クリエイターに自分の名前を覚えてもらうため、ライブ配信の際は毎日スパチャで投げ銭をしている。
例文5.間違えて購入してもスパチャは返金できないので、使う際は注意が必要だ。
注意点の1つとして、スパチャで購入した金額の全てがクリエイターにわたるわけではなく、YouTubeなどが手数料を引いた分がクリエイターの収益になります。
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スパチャの会話例
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昨日、YouTubeでライブ配信してたら、スパチャで50000円を送ってくれた人がいたんだよ。
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えー!凄いじゃない。その人の名前はしっかり覚えてあげないとね。
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もちろんさ。昨日初めて見に来てくれて僕の配信を気に入ってくれたらしいんだ。これからも面白い配信をしていくぞ!
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がんばってね。
YouTubeに限らず、多くのライブ配信ではこうした投げ銭機能が導入されています。
スパチャの類義語
「スパチャ」と関連する言葉には「投げ銭」「ギフティング」「乞食」などがあります。
スパチャまとめ
今回は「スパチャ」について詳しくご紹介をしていきました。
クリエイターにとっても視聴者にとってもメリットが多いスパチャ機能は、10万以上のチャンネルが導入されていると言われています。
しかし、全てのクリエイターがスパチャを導入できるわけではなく、一定のチャンネル登録者や動画再生時間などを越えなければいけなかったりと、いくつかの条件を満たすことでスパチャ機能を導入することが出来ます。また、スパチャは簡単に収益化ができることで、過激なコンテンツの拡大の恐れや、クリエイターが視聴者に対して単に金銭を求める配信になってしまう、いわゆるネット乞食になりうる可能性もあります。