「スペる」の使い方や意味、例文や類義語を徹底解説!

B!

スペる(すぺる)

「スペる」とは「主人公がとても弱い80年代の有名ゲーム”スペランカー”から、怪我が多いスポーツ選手を揶揄するネットスラング」です。怪我や故障が多い選手を的確に表現しているとして、最も有名なスポーツ世界のネットスラングと言っても過言ではありません。自分自身が病弱や虚弱体質の場合も卑下するように使いますが、それよりも有名選手だと知名度も高いので〇〇選手が怪我で試合欠場とニュースが伝わると、ファンやアンチを巻き込んでネット掲示板も盛り上がります。

[adstext]
[ads]

スペるの意味とは

「スペる」の意味は以下の通りとなります。
(1)怪我や故障が多いスポーツ選手を揶揄するネットスラングで造語。
(2)1983年発売のアクションゲーム「スペランカー」の主人公はすぐに死んでしまう事から、転じて、実力がありがならも怪我や故障が多いスポーツ選手や特に野球選手に対して使うネットスラング。また一般人でも怪我などが多いと使用される。
(3)「スペ体質」「スペ」も同義。
「スペる」は「スペ体質」や略して「スペ」とも呼ばれ、怪我や故障が多いスポーツ選手を揶揄するネットスラングです。元々は1995年にプロ野球の横浜DeNAベイスターズに入団した多村仁志選手に対して使われた言葉で、実力があるのに毎年のように怪我や負傷を繰り返し期待の割に活躍できない事から、それに呆れた横浜ファンやアンチがファミコンなどの有名ゲーム「スペランカー」の主人公がすぐに死んでしまう設定と引っ掛けて「スペる」となりました。よって、現在もプロ野球選手に対して使われる事が多いですが、他のスポーツ全般でも怪我や故障が多く試合欠場する選手を馬鹿にして使われます。野球同様に人気スポーツであるサッカーでも多く使われ、海外の有名選手などは試合で活躍できないとネット掲示板では「スペる」や「スペ」が溢れてしまいます。要するに日頃から怪我が多いと、大事な場面で活躍しないとファンは悔しさから恨みを晴らす様に使い、反対にアンチは嬉しさから用いるのです。

スペるの由来

「スペる」は1983年に発売されたアクションゲーム「スペランカー」とプロ野球の横浜DeNAベイスターズの多村仁志選手を由来とする言葉で、ネット掲示板「2ちゃんねる」で2004年頃から使われ始めました。その発端となった原因は、多村選手がポスター撮影でジャンプをしたところ捻挫をした事から、ファンなどがまるでスペランカーの主人公のように弱いと皮肉り、その後も期待に応じてなのか些細な事で怪我や故障をするので「スペる」が定着していきます。

スペるの文章・例文

例文1.スペる気味のサッカー選手が今季リーグが終了したからとテレビ番組に繰り返し出演しているので、これで来季はまた故障すると心配されている。
例文2.なぜ球団はスペるとファンから揶揄される選手に大金を注ぎ込んで獲得するのか理解できない。
例文3.会社をサボろうとしたら、妹から「だから病弱のスペるって言われるのよ」とバカにされたので、仕方がないので自宅を出て漫画喫茶でその日は時間をつぶした。
例文4.本当に怪我をしても、最近は熱狂的ファンからスペると言われるので選手も可哀想だ。
例文5.酒やパーティ好きな選手はスペるイメージが定着している。
主にスポーツ選手に対して「スペる」を使った例文です。

  • [adsmiddle_left]
  • [adsmiddle_right]

スペるの会話例

  • ただいまー。

  • おかえりーって、ちょっとどうしたのよその腕は。

  • 職場のボーリング大会だったんだけど、張り切ったらボールを投げる時に転んじゃって、それで怪我したんだよ。

  • ボーリングで怪我って、あなたはいつもスペるわよね。

職場のボーリング大会で怪我をした夫に呆れる妻という内容です。

スペるの類義語

「スペる」の類義語には、「スペランカー」「病弱」「ひ弱」「虚弱」「軟弱」「ヅダる」などの言葉が挙げられます。

スペるの対義語

「スペる」の対義語には、同じくプロ野球から「鉄人」や「恵体」などの言葉が挙げられます。

スペるまとめ

「スペる」は怪我や故障が多いスポーツ選手を揶揄する言葉です。元々はネット掲示板で怪我が多いプロ野球の多村選手についてファン達が使い始め、それが現在は他のスポーツ選手や一般人達の間でも使われるようになっています。しかし、一般的にはスポーツ世界で知名度が高く実力も備えながらも怪我や故障が多い選手に、残念な気持ちとしてファンが使う形が多いです。

最新の記事はこちらから