タバコミュニケーション(たばこみゅにけーしょん)
喫煙者ならばこの言葉はよく使い、知っている言葉だと思いますが、非喫煙者にとってはとても馴染みのない言葉であまりピンとは来ません。なんとなく、そんな言葉があるのは知っている程度ではないでしょうか。文字で見るとわかるとは思いますが、このタバコミュニケーションという言葉について解説していきます。
この記事の目次
タバコミュニケーションの意味
喫煙所内での喫煙者同士で行われるコミュニケーションのこと。
タバコミュニケーションの由来
会社などの喫煙室で顔をあわせる機会が多くあったり、街中の喫煙スペースで話したりすることを言います。部署は違うけど喫煙所で知り合い、顔や名前を覚えたというケースや、そこから仲良くなり趣味や仕事の情報を交換したり遊びに行ったりすることもあります。
タバコミュニケーションの文章・例文
例文1.夫がタバコミュニケーションで得た友人たちと来月BBQをする
例文2.タバコミュニケーションは喫煙者にとっては大事なものだ
例文3.同じフロアに趣味の話ができる人はいないが、タバコミュニケーションで仲良くなった他のフロアの人と趣味の話で盛り上がる。
例文4.非喫煙者からするとタバコミュニケーションは少しずるいように思う
例文5.タバコミュニケーションがとれるから彼は友人が多い
タバコミュニケーションによって会社の情報交換や相談が喫煙所で行われ、完結してしまうことがあり、飲みニケーション同様、非喫煙者が情報、人間関係において不利になるという問題が出てきています。
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タバコミュニケーションの会話例
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今日タバコ忘れちゃったんだけど、先輩がくれたからなんとかなった。
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あ、そう。そのまま禁煙すれば良いのに。
なんでタバコやめてくれないの? -
こういうタバコミュニケーションで得る交友関係とか情報があるんだよ。やめられないよ。
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またそういう風に言う。もうやめろとは言わないから減らしてね。
禁煙、喫煙にまつわる夫婦の会話になります。タバコをやめない理由にタバコミュニケーションがあるから、と言うのは結構多いのではないでしょうか。
タバコミュニケーションの類義語
タバコミュニケーションに似た言葉としては「飲みニケーション」があげられます。
タバコミュニケーションまとめ
こうしたタバコミュニケーションによって、「無口な人とも話せる」とか「息抜きになる」など有意義な時間を過ごせると言う喫煙者の声がある反面、喫煙所で繰り広げられる楽しそうな雰囲気や真面目な相談をしやすいと言うのが「羨ましい」「そんな風に気楽に息抜きしたい」と言う非喫煙者の声も上がっています。喫煙者は「タバコ休憩」と言い仕事中でも離席する回数や時間が多いにも関わらず、不真面目な印象を受けにくいとされ、非喫煙者から非難されることが多く問題にもなっています。実際に喫煙者はコミュニケーションが取りやすく仕事もはかどると言うことで悪いことはないのですが、不利とされてしまう非喫煙者への待遇も考えていく必要がありそうです。