チラリズム(ちらりずむ)
｢チラリズム｣とは｢性的嗜好の言葉で、偶然要素から女性の下着や肌が他人の男性にチラリと少し見える事｣です。殆どの男というのはどんなに真面目や堅物で通していても、頭の片隅には性的な好奇心を抱えています。いや、正確にはそのような思いを抱く人がかなり多く、だから通勤や買物などの最中で女性の肌などが偶然少し見れると非常にラッキーだと喜び、性的満足度が高まるのです。
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チラリズムの意味とは
｢チラリズム｣の意味は以下の通りとなります。
(1)偶然や必然が重なって女性の太ももや下着などが瞬間的に見える状況であり、またそのような性癖を指す言葉。
(2)1950年代に女優･浅香光代さんが発祥した女性の性的部分をアピールする俗語で、｢チラリと見えるエロティシズム｣を略したもの。
”チラリ”は｢瞬間的な見聞き｣｢僅かな見聞き｣、”ズム”は｢主義や主張の意味”イズム”の略語｣で、何かしらの偶然や必然で一瞬だけ女性の下着などがちらりと見えるのが｢チラリズム｣です。ですから普通はスケベ心の男性が喜んで使う言葉で例えば、強風が吹いて前を歩く女性のスカートがめくれてパンツが一瞬見えたといった偶然のラッキーを｢チラリズム｣とします。また、前記したように本来は女性側が意図的に色気を醸し出して、男性を喜ばせたり興奮させる役目がありましたが、より性的嗜好や拘りが強い男性だと偶然であるほど望ましいので、女性側が狙ったセクシャルでは興奮せず｢チラリズム｣ではないとする意見もあります。要するに恋人や妻の性的アピールよりも、見ず知らずの他人や知人女性が電車やエスカレーターなどで誤ったり気付かずに下着を見せてしまった方が興奮するのでしょう。個人の好みといえばそれまでですが偶然の方が嬉しさが倍増し、性的サービスを生業とする女性が｢チラリズム｣をしても恥もないので価値が低いのです。一方で女性にも性欲があるので、男性の胸筋や下着などが偶然見えて興奮すれば｢チラリズム｣となりますが、口に出して喜びを語る人はあまりいないので、｢チラリズム｣は男性の専門用語と受け取っても問題ありません。
チラリズムの由来
｢チラリズム｣は1950年に女優･朝香光代さんが新聞記者とのやり取りから誕生した言葉で、1951年には流行語になるほど人気となりました。浅香さん曰く、女剣劇として舞台に登場するようになり、そこでは当時全盛だったストリップも同じ舞台で披露されるので対抗する為に、全裸ではなく少しだけ肌を露出させて｢チラリチラリ｣とした事から語感の良さなどもあって｢チラリズム｣となったそうです。
チラリズムの文章・例文
例文1.電車に乗ると今日こそはチラリズムがあると期待するが、結局は目の前や隣に座るのは自分と瓜二つなくたびれた中年リーマンで、向こうも同じ気持ちなのか互いに残念そうに溜息を吐く。
例文2.地下アイドルはチラリズムや写真撮影をしてオタクを満足させてもまったく売れず、最後はマネージャーが売上を持って逃げてしまうのだから最悪な世界だ。
例文3.日々の生活で女性のチラリズムばかりを意識していたら、友人から不気味な視線を送っているのがバレテいると忠告され、それからはサングラスをかけるようになった。
例文4.酔ってくるとゲイバーだろうとニューハーフクラブだろうとチラリズムをしてくれるなら何でもよくなるだ。
例文5.チラリズムとはいえないが、高校野球がやけに人気なのは間抜けな客が女子高生のチアガール姿を見にいく口実なだけで、真剣に野球を観たいのはかなり少ないはずだ。
｢チラリズム｣を使った例文となります。
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チラリズムの会話例
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ちょっと待った。その格好で出掛けるの？
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どこか変かな？
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変と言うか肌を露出し過ぎじゃない。もっと抑えないとダメだよ。
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世の中で苦しい思いをしながら働く男性に、少しだけチラリズムで安らぎをプレゼントするのよ。でも、確かに派手過ぎるわね…。
買物に出掛けようとする彼女の服装が派手だと、彼氏が止めに入る様子です。
チラリズムの類義語
｢チラリズム｣の類義語には、｢パンチラ｣｢ブラチラ｣｢胸チラ｣｢モーション｣｢上目づかい｣｢チラチラ｣｢チラリと見える｣などの言葉が挙げられます。
チラリズムの対義語
｢チラリズム｣の対義語は厳密にはありませんが、強いて挙げるなら男性の下着が見える｢ブリチラ｣、ふんどしが見える｢フンチラ｣などの言葉があります。
チラリズムまとめ
｢チラリズム｣は女性の下着や肌を偶然見える事の総称的な俗語で、要するに性的な意味合いが強くなります。女性が好みの男性にアプローチとして敢えて使う場合もありますが、その多くは女性の方が気付かずに無意識として下着などが近くの男性に見えてしまう事です。女性の下着などがチラリと見えると男性としては性的好奇心が高まり、｢チラリズム｣をラッキーと捉えるのです。