「チー牛」の使い方や意味、例文や類義語を徹底解説!

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チー牛(ちーぎゅう)

チー牛とは、チーズ牛丼を頼みそうな影の薄いオタクの様な人、イケてない人を揶揄する意味を持つネットスラングです。2020年にネットで非常に話題になり、一時期googleトレンドTwitterでも大きな注目を集めました。ネットでは当たり前の様に使われていますが、言葉が連想ゲームの様な意味合いを持っている為、ネットスラングをよく知らない方だと、理解がしにくいかもしれませんね。今回は「チー牛」について使用方法や意味、由来も紹介しつつ詳しく解説していきたいと思います。

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チー牛の意味

チー牛の意味とは「陰キャ」「イケてない人」という事を揶揄する造語です。「チー牛」はイケてない陰キャが頼みそうなものとして「チーズ牛丼」があり、そこから派生して陰キャやイケてない人を指し、「三色チーズ牛丼ください」と注文している画像のような顔の人の事を「チー牛顔」と言います。「チー牛」「チー牛顔」はどちらもネットスラングとして2018年ごろから定着しています。人の顔を食品で表した言葉では他には「醤油顔」「ソース顔」「塩顔」などがあります。

チー牛の由来

チー牛の由来は某掲示板の書き込みとイラストであると言われています。2018年に就労移行支援に関係する人が利用している男性が皆「同じような顔をしていた事と書き込んでいます。その当時の書き込みでは「ザ・陰キャって顔」「眼鏡」「黒髪」「子供の様な髪形」「覇気のない抜けた顔」「悪い意味で童顔」「大人なのに中学生のようで気味悪い」と書かれています。これらはチー牛顔の特徴です。そこにネット上から拾ってきたイラストレーターの方の画像に三色のチーズ牛丼を注文しているパターンが追加されて広まったことで、「チー牛=陰キャ」というイメージが定着して、一気に広まったと考えられます。
また三色のチーズ牛丼という商品は存在しておらず、すき家さんの「三種のチーズ牛丼」から派生したものと考えられます。

 

【すき家】とろーり三種のチーズ牛丼

チー牛の文章・例文

例文1.いつも一人でいる彼は影でチー牛と呼ばれている
例文2.チー牛を頼みたいが、チー牛だと思われないか怖くて注文できないそのメンタルこそがチー牛だ。
例文3.彼はチー牛なのでとりあえずそっとしておこう。
例文4.ヤンチャな少年たちからチー牛だと言われて、ネットで意味を知り愕然とした…
例文5.チー牛な僕は飲食店で店員を呼ぶことができない。
これから一気に学生の間に浸透しそうな言葉ですね。イジメに利用されないか祈るばかりです。

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チー牛の会話例

  • ああいう陰キャの事を今はチー牛っていうらしいけど知ってる?

  • 人の事をそんな風にバカにするのはどうかと思いますよ。

  • チー牛って今流行してるから、使ってみたかっただけなんだよ…

  • どんな状況であれ、人を馬鹿にするような言葉は口にした時点で傷つく人がいるから気を付けましょうね!

チー牛という言葉がいくら流行っていたとしても、それを誰かに向けて発する事はその人を傷つける可能性もあるので、十分注意しましょう。

チー牛の類義語と対義語

「チー牛」の類義語には「陰キャ」や「ネクラ」「コミュ障」「キモオタ」の様な揶揄する様な言葉が挙げられます。また対義語としては「陽キャ」「リア充」などがあげられるでしょう。

チー牛まとめ

今回は、最近ネット上でよく見る「チー牛」という言葉について解説しました。よくよく考えるとあまり良い言葉ではありませんが、仲間内でからかい合う分には特に問題はありませんが、使い方には十分に注意するべき言葉であると理解しておきましょう。最後に余談ですが、「すき家」の運営会社のゼンショー・ホールディングスの広報の方もこの一連の流れは認知されているそうです。

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