テンパる(てんぱる)
テンパるとは、何か全く予想していなかった出来事などに遭遇した際、臨機応変それにうまく対応できず焦ったり不安になったりする様子を表した言葉になります。普段、人とあまり接する機会が少ないような方にそういった傾向があるかもしれませんね。
今回はそんな「テンパる」という言葉について、深く掘り下げていきたいと思います。
テンパるの意味
テンパるとは、一般的に余裕のある気持ちを失うこと、不安や焦りなどのネガティブな感情で心がいっぱいにしまうこと。一言で言えば「いっぱいいっぱい」になること、そのさまを表した言葉になります。
どちらかと言うと若者の間で主に使われるような言葉かもしれませんね。
テンパるの由来
テンパるというこの言葉。「気が短いこと」「癇癪」などを意味する「temper」という英語に由来しているといったものや、「聴牌」(テンパイ)という麻雀の場で用いられる用語である「上がる一歩手前の状態」を表す言葉に由来しているといったものなど、語源は諸説存在しています。
テンパるの文章・例文
例文1.彼がテンパる。
例文2.テンパるという言葉。最初は「天然な、自然に見えるパーマをかける」というような意味だと思っていた。
例文3.発表の場でテンパる。だが乗り越える以外にない。
例文4.彼がテンパる。つられて私もテンパる。
例文5.テンパるな。今だけ見て胸を張れ。
テンパるのは自信がないことが最大の原因と言えるでしょう。
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テンパるの会話例
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明日の発表会。テンパるようなことにならないよう、しっかり練習しなきゃですね。
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ちなみに佐藤さん、今回で何回目の発表になるんですか?
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50回目ですね。
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さすがにもうテンパることはないでしょう。
テンパることを防ぐには慣れしかないとも言えますよね。
テンパるの類義語
テンパるの類義語としては、「挙動不審(きょどうふしん)」、「おどおど(オドオド)」などが挙げられます。
テンパるまとめ
テンパることの原因は自信がない、また何かに対して執着があることが一番大きいと言えるでしょう。
これは極端な例になってしまうかもしれませんが、例えば死ぬことに対する恐れを完全に捨て去ることができれば、たとえどんな目にあったとしても、堂々と落ち着いていられるような気がしませんか?
とは言え、生まれつきの自信家でなければそういった精神性を身に付けるためには日々の努力しかないとも言えるので、塵も積もれば山となるという意識で、今日もコツコツ自信に繋がるものを積み上げていきましょう。