「デスマーチ」の使い方や意味、例文や類義語を徹底解説!

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デスマーチ(death march)

皆さんは日頃仕事をする中でついついと言いながら過剰な労働をしていませんか?人はあまりに酷使をしすぎると本当に死んでしまう事があります。そのあたりのペース配分は自分で調整をしなければいけない事がありますので、十分に意識をしたい点です。今回は最近は少し下火になってきたとは言えどもまだまだ世の中的には十分に存在している状況である「デスマーチ」について紹介をしていきます。あなたがもし働かせる側だったら従業員の気持ちをよく考えてあげて欲しいですし、逆に働く立場だったらキチンと申告する勇気を持ちましょう。

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デスマーチの意味とは

デスマーチとは、プロジェクトにおいて過酷な労働状況にある事を指す言葉です。昨今は働き方改革などという言葉も出てきたようにだいぶ過酷な労働状況については解消されているようにも見えますが、水面下では仕事の持ち帰りが行われていたり、知らないところで残業が行われている事がしばしばあります。また、会社としてもそのような事実は目をつぶりたいため公に出さないケースが多々あります。

デスマーチの由来

この言葉自体は元々コンピュータプログラマのアンドリュー・ケーニッヒによって示されたものです。アンチパターンというAT&Tの技術者アンドリュー・コーエンが提唱した間違ったソリューションをパターンとして整理し、それが起こらないようにするためにするためのパターンの内、コンピュータシステムにおけるプロジェクトマネジメント上の問題として過酷な労働が行われている事を指しています。ようは、コンピュータシステムにおけるダメなパターンを意味しています。

デスマーチの文章・例文

例文1.デスマーチ状態が続いており、従業員が皆疲弊状態に陥っている
例文2.デスマーチ状態が恒常化すると組織の体力はみるみる削られていくのでどこかで誰かが変化をもたらす必要がある
例文3.最近どうも工場の従業員の様子が暗いと思っていたら、よくよく調べてみたらデスマーチ状態に陥っている事が分かりました
例文4.社長として従業員たちをデスマーチ状態にさせてしまっている責任は強く感じるが、今は勝負時だから我慢をして欲しい
例文5.デスマーチ状態が続きすぎてついに従業員によるストライキ活動が開始された
ソフトウェアやシステムの開発の現場ではデスマーチ状態は多く見受けられます。したがってこの業界で働く人はある程度覚悟を決める必要があるかもしれませんが、最近ではそういった環境も解消されつつあります。

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デスマーチの会話例

  • ここの企画チームって、最近雰囲気が暗くないか?帰っている様子もないんだが。

  • ああ、あそこのチームは、今締め切りが重なっていてデスマーチ状態の時期なんです。もうすぐしたらまともになると思いますが。

  • 締め切りが近いからってああなるものなのか?だいぶやばい気がするんだが。

  • もう働き方改革もあるので、あまりこのようなこともこれから起こらない予定です。

社内の締め切り間際の企画チームについて話しているところでした。こういった会社には入りたくないですね。

デスマーチの類義語

デスマーチは非常にマイナスイメージの言葉として使われます。そのため、置き換えるとすると「死の行進」「連日の徹夜作業」などがあたります。関連語としては「ブラック企業」や「ワークライフバランス」なども挙げられます。

デスマーチまとめ

IT系企業では業務が見えにくい事もありデスマーチ状態が横行しています。今回はせっかく記事を読んでいただいたので社内でそのような事になっていないか確認をして、問題があれば仕事のやり方を改善をしてみてください。

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