ドクハラ(doctor harrassment)
皆さんドクハラという言葉を聞いたことはありますか?医師が診療・診察の場で患者を傷つけるような言動をとることを指します。医師は難関の大学受験、国家試験を通っており、若いころから先生と呼ばれる事で、モラルハザードが起きていると問題になっています。
今回はドクハラについて説明をしていきます。
ドクハラの意味とは
ドクハラとは、ドクターハラスメントの略称です。一般的に医師を含めた医療従事者が患者に対して不当な態度や言動を行なうことを指して、悪意の有無には関係なく接している患者が不快と感じれば成立することがあります。
どうしても病室は閉鎖的な空間である事や立場の違いがある事から、パワーハラスメントに似た状況になりやすく、患者側が意見を出しにくい形に追い込まれてしまい、受け身になるので、そういった問題が引き起こされます。
患者さんの中には心的外傷後ストレス障害(PTSD)を発症させてしまうケースもあり、非常に問題視されている事柄です。
簡単にまとめると、ドクハラとは医師による患者への嫌がらせを意味します。
ドクハラの由来
ドクハラは外科医の故・土屋繁裕による造語で、主に医師の心ない言葉、暴言がこれにあたります。
医師の悪意の有無に関係なく、患者が嫌がらせと感じた言動がドクハラにあたります。昨今はセカンドオピニオンが進んでいる事もあり、そのこと自体を良く思わない医師からそういった暴言を受けるケースもあるそうです。
ドクハラの文章・例文
例文1.合理的理由の有無を問わず、患者が不快に感じればドクハラである
例文2.知人がドクハラにあって大変困っていた
例文3.医師の態度が面倒くさそうに見える。ドクハラだろう
例文4.患者の意見などははなから聞くつもりがないように見える。ドクハラなのだろうか
例文5.担当医が不必要に怒ったり怒鳴ったりしているように見える。まるでドクハラだ
担当医から心ない言葉を言われたり態度が悪いと誰だって嫌な気分になりますよね。実際にドクハラの現状が未だになくなっていないという事を認識していきたいですね。
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ドクハラの会話例
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会社の鈴木さんが最近、足の怪我をしていまい病院通いの日々なんだって。
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それは初耳だよ。心配だね
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大事にはならなかったらしいから良かったよ。でも、担当医から嫌がらせを受けて困ってるって話を聞いたよ
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それは近年問題となっている、患者への嫌がらせを意味する言葉「ドクハラ」だよ
ドクハラとは、患者を傷つける暴言や態度、雰囲気をも含むのだとか。そこには医師、看護師に悪意があるかないか、合理的な理由があるかないかに関わらず、患者が不快に感じればドクハラであると
ドクハラの類義語
ドクターは医者を意味し、ハラスメントは嫌がらせを意味するので、ドクハラの類義語としては、「嫌がらせ」などの言葉が挙げられます。
またハラスメントを使った言葉としては、「モラハラ」「アルハラ」「セクハラ」などがあげられます。
ドクハラまとめ
人の価値観はそれぞれ違い、医療について患者が知らない事があるのは仕方のない事です。
「教えてやる」「してくれて当然」といった双方の考え方の食い違いから起こる事例も少なくないのではないでしょうか?
利害関係にあるのは確かですが、それ以前に「助ける命」である事を念頭に仕事をしてもらいたいですね。