「ナマポ」の使い方や意味、例文や類義語を徹底解説!

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ナマポ

ネットスラングの中には、単なる中傷コメントというだけでなく、近年の社会問題を表現した言葉もいくつかあります。それが「ナマポ」で、生活保護に対する略語となります。しかし、実際には生活保護で暮らす人々は、あまり見かける事がないですよね。それでも、2ちゃんねるや5ちゃんねるなどの過激な言葉が飛び交うネット掲示板では、頻繁に「ナマポ」が登場するのも事実です。その理由や意味、由来などを解説させていただきます。

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ナマポの意味とは

生活保護を略して、ネットの世界では特に2ちゃんねるなどの掲示板では、「ナマポ」と呼ばれています。他のネットスラングよりは、”生”(セイ)を”ナマ”、”保”(ホ)を”ポ”と敢えて発音・読み方を変えているだけなので、ある意味で単純な言葉となります。一時期は、「セイホ」とも呼ばれていたそうですが、これでは生命保険の略と誤解されるので、現在は「ナマポ」で定着しています。
通常の社会生活を送っているなら、生活保護で暮らしている人々と関わり合う事もないのですが、不特定多数が集まる掲示板には、実際に貰って生活をしている人がいるのも事実です。そのような立場の人、或いは薄給の人などをバカにする際に用いられるのが「ナマポ」です。しかし、生活保護で暮らしている人が反対に、働かないで暮らせる環境こそが勝ち組であるとして、「ナマポ最高」などの使い方もあります。一般的なのは、軽蔑的な意味合いが強いのでそのような使われ方ですが、単に意見が合わない場合でも使われています。最近では、外国人や左翼的な立場を蔑視する表現として、頻繁に掲示板に登場します。

ナマポの由来

生活保護に対して、ネット上や特に2ちゃんねるでは「ナマポ」と呼ばれています。よって、ネットスラングであり、2ちゃんねるが発祥とされていますが、実際には実生活でも度々登場します。他のネットスラングの様に、確実に2ちゃんねるから誕生した言葉と断定できません。役所や弁護士などでも、地域などによっては、ナマポと実際に呼んだり、意味が通じる事もあります。しかし、掲示板のように頻繁に見聞きする機会はないので、実生活では単なる生活保護、ネット上ではネットスラングとして軽蔑や、自ら使う場合は卑下するものとなります。
インターネットが普及する前は、単なる生活保護の略語でしたが、2ちゃんねるやネットが広がるにつれてネットスラングとしての役割を担うようになったと解釈するべきです。

ナマポの文章・例文

例文1.ナマポは毎日家に居られて羨ましい
例文2.少しは働こうナマポの諸君
例文3.ナマポでは毎月いくら稼げるのか?
例文4.リーマンよりはナマポの方がいい?
例文5.ナマポになるにはどんな手続きがあるのか?
掲示板に書き込む人の環境によって、ナマポについても意見や立場もまったく変わってきます。よって、例文もナマポを肯定するものから、批判するものと実に様々です。また、社会生活に疲れていると、ナマポが羨ましく感じるものです。

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ナマポの会話例

  • 最近、ネットで毎日のように書き込みをしている人がいるんだよね。

  • 毎日!?
    その人たちは仕事してないのかな??

  • 仕事の合間にとかかもしれないし、ナマポの可能性もあるよね。

  • なるほど、ナマポの可能性もあるんだね。

普段その言葉が指すような人と会う機会がないだけに、言葉自体を使うことはあまりないかもしれませんね。

ナマポの類義語

ナマポの類義語には、「キモオタ」「ネトウヨ」などの言葉が挙げられます。

ナマポまとめ

生活保護の略語ですが、ネットの掲示板などでは、受給して働かないで楽に暮らしている人・貧しい人・薄給の人・単なる誹謗中傷・外国人などを蔑視する際に使われる言葉です。また、反対に生活保護で暮らしている人が自ら、「ナマポで暮らしている」と書き込む事もあります。一方、役所などではナマポが略語として普通に使われている地域もありますが、2ちゃんねる世代などにはそれが驚きのようです。

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