ナンセンス(nonsense)
某アーティストでも「ナンセンス文学」というタイトルの歌が存在し、ナンセンスという言葉に注目が集まっています。洋画などにおいて、「君の発言はナンセンスだ」といったセリフもあり、とてもおしゃれな雰囲気がするこの言葉。意味は皮肉が込められているよう内容となっており、言われることができるだけないほうが嬉しいですね。
文学においては、かの有名な「不思議の国のアリス・鏡の国のアリス」がナンセンス文学にあたります。それでは、このナンセンスについて詳しく調べてみましょう。
ナンセンスの意味とは
ナンセンスの意味とは、「ばかげた」「意味のない」ということを指しています。
ナンセンス文学という言葉もあり、「ユーモアを重視しすぎて、常識や倫理的なものを度外視した文学」のことをいいます。
ナンセンスの由来
ナンセンスの由来とは、「センス(sense)」(物事の微妙な変化に対する判断力や才能)が「ない(non)」からきています。
ナンセンスの文章・例文
例文1.君の発言は、とてもナンセンスだ。
例文2.ナンセンス文学とファンタジー文学は紙一重だ。
例文3.ナンセンスな人は、この計算の素晴らしさが理解できないものだ。
例文4.君は、そんなジョークを言いに来たのか、非常にナンセンスだ。
例文5.ナンセンスな物事などあってたまるものか。
ナンセンスという言葉を用いることで、セリフのような言い回しができるようになります。
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ナンセンスの会話例
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この人の論文を見たか?この論理展開はとても唾棄すべきものだな、なあ秘書よ。
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そうでしょうか、私にはとても面白いような気がします。しかも、このことが実証されれば、今までの理論がひっくり返ります。
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こんなもの論文ではなく、ナンセンス文学のようじゃないか。これは処分するように。
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はい…わかりました。
論文などにおいて、地に足の着いた論理展開をしないと、「机上の空論」と言われてしまうので注意が必要です。
ナンセンスの類義語
ナンセンスの類義語として、「ナンセンス文学」「世迷い事」などがあげられます。
ナンセンスまとめ
この世の中において、まだ解明されていないことはたくさんあります。しかし、そういったことをないものとして扱うのか、徹底的に調べるのとでは大きく異なります。
ナンセンスという言葉は、思考停止する言葉ともいわれ、言った人も言われた人もその言葉に対して論ずることになるので、そのおおもとの論理に対して論ずることができなくなってしまうのです。
できれば、そんなことにならないように、どんなことでも真摯に聞くようにしたいですね。