ネームバリュー(name value)
普段の会話の中で、芸能人の名前や会社名を出してそれについて話を弾ませることはよくあることだと思うのですが、その名前を出した時、どれだけ多くの人がそれを認知しているかを指し示す言葉です。
今回はそんな「ネームバリュー」という言葉について、深く掘り下げていきたいと思います。
ネームバリューの意味とは
「ネームバリュー」とは、名前、称号といった意味を持つネームという英語と値段、評価といった意味を持つバリューという二つの英語が合わさることによって「その名前が持つ価値、名前そのものの知名度」という意味を持つ和製英語となっています。
動画サイトやSNS利用者が沢山いる今の時代には、特にこのネームバリューというものの存在が大きくなっているかもしれません。
ネームバリューの由来
「ネームバリュー」という言葉は和製英語であり明確な出典元は不明ですが、古くは1950年4月に出版され馬場英太郎という方が書いた、100万人の映画知識という著書の中の俳優の暮らし方と収入という項より、河野秋武という俳優が「またネームバリューのでたものはともかく」というコメントを残している記録があることから、1950年より前から使われていた言葉ではあると考えられます。
ネームバリューの文章・例文
例文1.誰しもネームバリューを持った存在になりたいものだ。
例文2.有名企業というネームバリューは大きい。
例文3.このゲームのネームバリューは世界規模だ。
例文4.ネームバリューのないアーティストは大勢いる。
例文5.ネームバリューがなくたって、楽しく生きてはいける。
TOPIXCore30に入っている企業や、TIME誌の世界で最も影響力のある100人に選ばれた人などのネームバリューは計り知れないものがありますよね。
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ネームバリューの会話例
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大坂なおみさんが今年のTIME誌の世界で最も影響力のある100人に選ばれたそうですよ。
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すごいですね!私も少しでもネームバリューのある存在になりたいものです。
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YouTubeとか始めてみるのどうですか?
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悪くないかもしれないですね!ネームバリューを上げるって意味では。
何万人ものチャンネル登録者がいるユーチューバーの「ネームバリュー」は非常に大きいですよね。
ネームバリューの類義語
ネームバリューの類義語としては「肩書き」や、「周知度」などの言葉が挙げられます。
ネームバリューまとめ
「ネームバリュー」とは肩書きという言葉と似たような意味を持つ言葉ですが、名前を出すだけで会話が弾むような有名なものになればなるほど、それだけ期待されることも増えるため、プレッシャーに弱い人はむしろネームバリューなど無い方がいいのかもしれません。
一番大切なことはネームバリューがあってもなくても、誰に見せても感心してもらえるような実力と自信を身に付けることなのかもしれませんね。