「バイブス」の使い方や意味、例文や類義語を徹底解説!

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バイブス(Vibes)

「バイブス」とは「若者やギャルが好む専門用語で、雰囲気やテンションなどが良い状態を表す言葉」です。要するに友人同士などが身内ノリで軽く使う言葉で、例えば「調子が良い」「元気がある」といった状態を「バイブスがいい」「バイブス上げ」として、すると相手も同じように反応し互いに良い状態であるのを確認するのです。そんなチャラい言葉の代表格である「バイブス」の解説となります。

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バイブスの意味とは

「バイブス」の意味は以下の通りとなります。
(1)雰囲気、考え方、ノリ、テンションなどを表す言葉。
(2)元々はヒップホップやレゲエ愛好家が使っていた言葉だが、現在は音楽からは離れて若者が好んで使う言葉で特にクラブ好きに影響された「ギャル語」という側面が強い。
(3)震動などを意味する「Vibrations」を略して「バイブス」となる。
「バイブス」は日本ではヒップホップやレゲエを好んで聴く愛好家達が使い始めた言葉とされ、正式には震動・震えなどを意味する「Vibrations」を略したもので、それがクラブ好きの若者(特にギャル系)が日常でも些細な事でも何かと「バイブス〇○」と使い始めて、それに呼応するように普通の若者も習ったので一躍流行語のように世間に浸透していきました。音楽好きが使っていた頃から大きく飛躍したので、正式な意味はなく飽く迄もその場のノリやフィーリングから出る云わば高揚感を具現化したものともなり、敢えていうなら「雰囲気」「テンション」などで、例えば「バイブス最高」なら「テンション最高」「最高に楽しい」「気持ちいい」「盛り上がっている」といった解釈ができます。

バイブスの由来

「バイブス」の由来は欧米のクラブミュージックのレゲエやヒップホップからで、夜な夜なクラブで遊んでいると独特の一体感が得られるので、そのハイパーなテンションの中から自然に生まれた言葉とされています。日本では2013年頃からモデルの今井華さんが出演するバラエティ番組などで「バイブス」を使い始め、ギャル語として同年代に支持され一気に広まり現在でも当時ほどではないですが若い世代からは支持されています。

バイブスの文章・例文

例文1.東京に憧れる姉はいつでも上京できるようにバイブスなどの流行語を覚えては祖父母との会話途中で急に使っているが、まったく理解されていないし何よりも方言丸出しなのは直さないのか逆に気になる。
例文2.クラシックなヒップホップをまったく聴かないのに、バイブスだけを使って喜びを分かち合える単純さが羨ましい。
例文3.ネットで好きな事を言って信者から大金を稼げるようになった有名人の気持ちはバイブス絶好調なようだが、所詮が聞きかじったうん蓄をたれ流したり、正論の反対をさも自論のように展開するだけの浅はかなものという事だ。
例文4.初めて単語テストで100点を取ったのが嬉しくて、バイブスが一段階上がってしまった。
例文5.飲み会で静かにしていたら、隣に座る課長がカツラとネクタイを外したので、「おっ!バイブスをかなり上げてきたな」と思ったところでコロナの営業時間短縮のルールでお開きとなり、どうにも中途半端で寂しい幕切れとなった。
日常生活などで「バイブス」を使った例です。

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バイブスの会話例

  • バイブス上げ上げー!

  • 男がそんなキモい事言わないでよ。

  • それって差別じゃね? 俺でもヤバイぐらいに傷付くよ。いや、マジで!

  • 頭が湧いてるの? 今時バイブスなんて、誰も使ってないからね。

覚えたての「バイブス」を使っている彼氏とそんな口調にイライラする彼女の会話です。

バイブスの類義語

「バイブス」の類義語には、「パリピ」「テンション」「いぇいいぇい」などの言葉が挙げられます。

バイブスの対義語

「バイブス」の対義語には、「チル」「バイブス下がる」などの言葉が挙げられます。

バイブスまとめ

「バイブス」は若者やギャルが好む専門用語で、雰囲気やテンションやノリといった意味合いになります。元々はヒップホップなどのクラブに通う愛好家達に使われていた言葉でそこから、テンション高い事を「バイブス上がる」「バイブス高い」と表現して流行していきました。

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