バトン疲れ(ばとんづかれ)
最近「バトン疲れ」している人が増えているようです。
この「バトン疲れ」とは、いったい何なのでしょう?
今回は「バトン疲れ」について詳しくご紹介していきます。
バトン疲れの意味とは
「バトン疲れ」とは、SNSを中心に広がる「バトン企画」に対して同町圧力や義務感から精神的に疲労している状態を指す言葉です。
バトン疲れの由来
そもそも「バトン企画」とは、SNSを中心に一般人や著名人を問わず実施されている企画で、様々なお題にそってリレーをつないでいくものです。
例えば、芸人たちの間では「ギャグつなぎリレー」というものが流行しているようで、
1:芸人AがギャグをSNSに投稿する。リレーをつなぐ人を指名。
2:指名された芸人BがギャグをSNSに投稿する。芸人Cを指名。
3:芸人CがギャグをSNSに投稿する。芸人Dを指名。
・・・
というように投稿した人が次に投稿をつなげてほしい人を指名していくことでバトンが渡され、リレーが続くという企画です。
ギャグの他にも、お気に入りのものを発表したり、料理を披露したり、イラストでしりとりをつなげたりなどお題は様々です。
このバトン企画自体は、SNSが普及し始めた頃からありますが、昨今の新型ウイルスの影響により外出自粛が広まったことで、コミュニケーションの1つとして再流行したと考えられます。
そんな中、このバトン企画に対して嫌気がさしたり疲れてしまう「バトン疲れ」に陥る人が増えています。
「バトン疲れ」の原因としては、
・指名されたら次につなげないといけないという義務感
・バトンは繋ぐことが当然という同調圧力
などが考えられます。
この「バトン疲れ」から、自分を指名しないでほしいと主張する人や、バトン企画の「アンカー」になってリレーを終わらせる人もいるようです。
バトン疲れの文章・例文
例文1.バトン疲れは芸能人だけでなく一般人の間でも見受けられる。
例文2.バトン疲れから、自分を指名しないでほしいと主張をした。
例文3.SNSにバトン企画ばかりアップされていて、見ているだけでバトン疲れする。
例文4.バトン疲れしているので、指名されてもつなぎません。
例文5.大物芸能人からの指名を受け、繋がないとという義務感からバトン疲れしてしまった。
バトン企画はmixiで一時期大流行しました。
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バトン疲れの会話例
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あー、またバトンの指名きてる・・・もう面倒くさいな・・・。
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でもC子と仲いいんでしょ?繋いであげなよ!
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繋がなきゃとは思うんだけど、なんだかバトン疲れしちゃったなあ。
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うんうん。繋ぐのが面倒くさい時はあるけど、繋がないと周りの反応とか気になっちゃってもうどうしようもないよね。
一般人の間でも問題になっているようです。
バトン疲れの類義語
「バトン疲れ」と関連する言葉には「チェーンメール」「バトン企画」などがあります。
バトン疲れまとめ
いかがでしたでしょうか?今回は「バトン疲れ」についてご紹介しました。
「バトン企画」自体は楽しいものだと考えられていますが、その一方でこうした問題も見受けられます。
また、芸能人を中心に「つながらなくてもいい」「無理してやるものではない」という考えを主張する人が増えており、それに共感する人々も多いようです。