バニホ(Bunny hop)
「バニホ」とは「バニーホップの略となるゲーム用語で、主にFPS/TPSでジャンプしながら移動をするテクニック」です。ゲームパッドを巧みに操作するスキルを身に付けるとキャラクターを意のままに操れるようになり、それがさらにFPS/TPSの世界に嵌まってしまうのです。初心者と上級者の違いも、結局はゲームパッドをどれだけ上手く扱えるかの差でもあります。
バニホの意味とは
「バニホ」の意味は以下の通りとなります。
(1)シューティングゲームFPS/TPSの専門用語で、敵からの攻撃を避けたり体力回復の為に連続ジャンプをしながら移動するテクニック。
(2)正式名称「バニーホップ」の略語で、主にFPS/TPSの「エーペックスレジェンズ」などで用いられるウサギのようにジャンプしながら移動するテクニックだが、最近はアップデートで使用不可能にするケースも増えている。
「バニホ」は正式名称「バニーホップ」(bunny hop)の略語で、”bunny”は「うさぎの愛称」「バニーガール」、"hop”は「ジャンプ」「飛び越える」で、元々は自転車競技BMXでのジャンプ技術や1950年代のダンスといった意味がありました。それがシューティングゲームFPS/TPSで操作するキャラクターを連続ジャンプさせるテクニックが「バニホ」と呼ばれるようになります。まるでウサギのように連続ジャンプしている事から名付けられ、一見すると無意味な行動にも見えますが、実はこのように移動をすると体力が回復したり敵からの攻撃を避けやすくなるので、走って移動をするよりも優れているとして一気に広まったのです。特に人気ゲームである「エーペックスレジェンズ」では上級者がテクニックとして多用した事で一般プレイヤーも真似をし始め、すると運営側がアップデートで使用不可能にしたのですが、今度はプレイヤー側から改悪という不満が続出しました。結局のところ2022年6月時点では、ゲームソフトによって「バニホ」を容認したり禁止にするなど対応が分かれているようです。また、使用可能でもある条件下だけ使えるようにするなど、いつでもどこでもピョンピョンとジャンプする「バニホ」は難しくなっているようです。
バニホの由来
「バニホ」の正式名称である「バニーホップ」は、元々は1952年に米サンフランシスコの高校で誕生したパーティーダンスです。若い男女や子供なども交えてパーティーに参加した全員が楽しむ軽いダンスを「バニーホップ」と呼び始め、その後は自転車競技である「BMX」でもトリック的なジャンプや大ジャンプを「バニーホップ」と言うようになります。シューティングゲームFPS/TPSの世界では、2000年頃に流行ったソフト「カウンターストライク」(Counter-Strike)でジャンプするのを「バニホ」や「ビーホップ」と呼ばれ始め、それが他のゲームにも広まっていったようです。
バニホの文章・例文
例文1.バニホと壁ジャンプを完全マスターした俺は無敵だー。
例文2.ゲームでバニホばかりしていると、現実世界でも駅の階段などでジャンプをしたくなる。
例文3.3時間かけてバニホを完全に習得し、腹が減ったので休憩がてらにコンビニに行って戻ってきたら、愛犬が俺の宝物であるプレステ本体におしっこをかけて見事に壊しやがった。
例文4.エーペックスレジェンズでバニホだけは上手くなったが、攻撃は相変わらず最低レベルで下手くそだ。
例文5.ゲームのバニホよりもチャリのバニホの方が興味がある。
「バニホ」を使った例文となります。
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バニホの会話例
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バニホをやっとマスターしたんだって?
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やっとじゃなくて、今まで存在を知らなかっただけ。あんなの簡単じゃない。
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でも相変わらずキルするのは苦手なんでしょう?
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それは私が優しいからよ。あなたみたいに非情な人には分からない感情だと思うわ。
エーペックスレジェンズが好きな知人男女の会話内容です。
バニホの類義語
「バニホ」の類義語には、「壁ジャンプ」「ストレイフ」「回復バニホ」などの言葉が挙げられます。
バニホまとめ
「バニホ」は正式名称「バニーホップ」の事で、自転車競技BMXのジャンプやアメリカ生まれの伝統的ダンスという意味もありますが、通常は「エーペックスレジェンズ」などFPS/TPSの専門用語で移動しながらジャンプをするテクニックです。体力回復が出来たり敵攻撃を避けられるなどのメリットがありますが、最近は規制をされてどのゲームでも必ず出来るとは限りません。