パーソナルスペース(personal space)
皆さん「パーソナルスペース」ってご存知でしょうか。ここ数年でよく聞くようになったこの言葉ですが、一体どれだけの人が正しい意味を理解しているのでしょうか。そこで今回は「パーソナルスペース」という言葉について、詳しく解説していきたいと思います。
この記事の目次
パーソナルスペースの意味とは
他人から近づかれると不快になる空間のことを「パーソナルスペース」と言います。これは、性別や個人の性格によっても差があり、特に、国籍やその国の文化によっても「パーソナルスペース」は大きく変わってきます。また、その相手との親密度によっても、「パーソナルスペース」は変わるものです。
パーソナルスペースの由来
私たち一人一人は、目に見えないながらも自分だけの空間や境界線を持っています。この、自分が定義した空間に他人が入ってくることは、誰しもが不快に感じるはずだというイメージから、「パーソナルスペース(個人空間)」という言葉ができました。
英語の表記では「personal space」となります
パーソナルスペースの文章・例文
例文1.彼はパーソナルスペースが非常に広く、あまり他人を寄せ付けない。
例文2.パーソナルスペースに平気で入り込んでくる人とは仲良くはなれない。
例文3.人それぞれパーソナルスペースの大きさは違うものだ。
例文4.彼女はパーソナルスペースをほとんど持たず、誰ともすぐに親密な関係になれる。
例文5.パーソナルスペースという言葉をよく聞くようになったのは最近である。
パーソナルスペースは個人によってまちまちなので、相手との距離感を図りながら付き合うのが、人間関係がうまくいくための秘訣ではないでしょうか。
- [adsmiddle_left]
- [adsmiddle_right]
パーソナルスペースの会話例
-
僕ってなぜか人に避けられるんだよね。どうしてだろう。
-
正直にいうと、あなたは良い人なんだけど、他人のパーソナルスペースが意識できてないのよ。
-
パーソナルスペースの意味はわかるけど、そんなの目に見えるわけでもないし、どうすれば良いの。
-
相手の雰囲気を察して、その場に応じた対応をするべきよ。いつも自分のペースで相手と関わるのはダメだよ。
人それぞれのパーソナルスペースがあるので、自分のペースに任せて人と接するのは良くありませんね。
パーソナルスペースの類義語
「パーソナルスペース」の類義語には、「ソーシャルディスタンス」「パーソナルエリア」「個人空間」や「付かず離れず」などが挙げられます。
パーソナルスペースまとめ
今回は、他人から近づかれると不快になる距離感を意味する、「パーソナルスペース」という言葉について解説しました。ここ最近でよく聞くようになった言葉ですが、この言葉の流行が最近の個人主義や、プライベートを重視する若者の性質を表していると思われがちですが、決してこれは若者に限った話ではなく、個人それぞれがパーソナルスペースを持っているのです。
皆さんはくれぐれも他人のパーソナルスペースを侵害しないように気をつけましょう。特に今は新型コロナウイルス感染拡大の影響で、「ソーシャルディスタンス」が大切です。